不登校の子どもが午前中に通える塾おすすめ12選!不登校を解決する具体的なステップとは?

不登校の子どもが午前中に通える塾おすすめ12選!不登校を解決する具体的なステップとは? 学習塾

「不登校の子どもが学校へ通うのと同じ時間に通える塾を探している。午前授業に対応してくれる塾はあるのかな?」

「不登校の子どもは、どんな観点から塾を選べばいいの?」

 

午前授業を実施する不登校対応の塾は、コロナ禍から不登校のお子さんが増えたことで急増しています。

オンライン・オフラインどちらも不登校のお子さんに寄り添った学習環境を提供していて、安心して通える可能性が高いです。

 

小学校の息子の不登校を根本的に解決した私の経験をもとに、不登校解決につながる方法も踏まえながら、以下のトピックをお話しさせていただきます。

  • 不登校に対応した午前中から通える塾とは
  • 不登校の子どもが午前中に塾へ通う意義とメリット
  • 不登校に対応する午前授業可能なおすすめ塾11選
  • 午前中対応の塾に不登校生が通う具体的なステップ
  • 不登校のお子さんが塾に通うデメリット
  • 不登校の午前授業対応の塾に通うスケジュール
  • 各塾の形態による違い
  • 不登校のお子さんが午前対応の塾でどのように勉強へ向かっていくのか
  • お子さんが不登校になった際に塾以外に親御さんができること
  • 不登校生向けの午前授業に対応している塾でよくある質問

 

不登校対応してくれる午前授業のある学習塾選びの参考になれば幸いです。

 

ちなみに私は、不登校対応の塾ではありませんが、平均3週間で不登校を解決する支援を提供する『スダチ』を利用して息子の不登校を解決しました。

2023年11月時点で700名以上のお子さんを平均3週間で再登校に導いてきた実績があるようです。

 

子どもへ直接支援を提供せず、私たち親を介して子どもの様子を毎日ヒアリングして、接し方、具体的な声かけをフィードバックしてもらえました。

親から子どもへ毎日アプローチできたので、息子の様子が日々変化し、最終的には主体的に再登校を果たしてくれました。

オンライン相談は無料で、子どもの現状を聞いてもらえたうえで再登校に向けた具体的な道標やアプローチ方法を教えてもらえたので、初回相談だけでも利用する価値があると思います。

 

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1.不登校に対応した午前中から通える塾とは

ここでは、不登校のお子さんに対応した塾についてと、不登校のお子さんの現状を解説させていただきます。

1-1.不登校対応の塾ならば午前中に通える

不登校に対応した塾は、冒頭でもお伝えしたように、不登校のお子さんであっても午前中の授業に対応した塾を指します。

一般的な学習塾では、早くても夕方頃からのみの対応になりますが、不登校に対応した塾であれば、学校と同じ時間帯で通うことも可能です。

 

その他にもメンタルサポートが充実していたり、オーダーメイド授業を盛り込めたり、動画コンテンツが充実していたりなどの特徴があります。

各塾で違いが異なるため、お子さんにあった塾を選択することが大切です。

 

親御さんは、学校へ行かず自宅で過ごすお子さんを心配して「学校へ行っていないのだから、せめて塾は通ってほしい」と考えて塾を検討されるかもしれません。

しかし、お子さんが塾へ通うことに対して前向きではない場合、無理に通わせることは避けた方がよいでしょう。

 

親御さんが押し付けてしまっている状況のとき、お子さんは「親が望む塾へ通っているのだから、やるべきことをやっている」と捉えてしまう場合があります。

本来目指したい学校への再登校という目標を見失ってしまうかもしれません。

 

また無理に通わせると「親が行けというから行く」と他責思考にもなりやすいです。学校で感じた嫌なことや、不登校という現状も、周囲のせいだと考えてしまうことにつながります。

お子さんが主体的に再登校を乗り越えて、今後の学校生活でも問題を自分の力で解決していくには、自分で考えて自分で選択していく自責思考が欠かせません。

 

他にも、無理矢理通わせてしまうと、行ったり休んだりを繰り返すケースが多いようです。

親御さんが無理矢理連れて行ったり、行かないものにお金を支払ったりする状況になります。この状況は、正しい親子関係を築く際、障壁となることもあります。

 

私の息子も不登校のときに週に2回塾を利用していましたが、これは本人が「塾を利用して学習を進めておきたい」と希望したからです。

息子自身、不登校という状況に焦りがあったり、将来叶えたい夢があったりしたようです。

 

スダチにサポートしていただいた際「再登校を目指すのならば、習い事や塾は、お子さんが前向きに取り組む場合なら良い」という上記の考え方をご教示いただいたので、再登校を目指したい親御さんは、知っておいていただけたら幸いです。

1-2.不登校の現状と原因

不登校とは、『学校を心理的・情緒的、身体的、あるいは社会的要因・背景により登校しないあるいはしたくともできない状況にある者』かつ30日以上の欠席が続くことを指します。

 

参考:福岡市の不登校の現状

 

不登校は学校に通うお子さんの2.57%を占め、1学年100人が在籍していたら2人は不登校の生徒がいる割合です。

2022年の文部科学省の調べでは過去最高になっていて、不登校のお子さんは今後も増えていく恐れもあるでしょう。

 

参考:令和3年度児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果

 

親御さんは、周囲のお子さんと同じように学校へ通えないお子さんを心配し、悩み苦しんでおられることと存じます。

しかし不登校は誰にでも起こりうることで決して珍しいことや恥ずかしいことではありません。

私の息子は、不登校を主体的に乗り越えたことが自信につながっているようで、不登校になる前の息子とは見違えるほどに、勉強もスポーツも前向きに取り組んで日々の生活を楽しんでいます。

不登校は、お子さんが大きく飛躍する大切な機会です。これから社会の中で活躍するための一つの通過点に過ぎません。

 

ぜひこの大切な成長の機会を、親御さんも前向きにサポートしていただけたら幸いです。

ただし、見守っていたり、お子さんが無理なく所属できるような居心地の良い環境を用意し続けたりするのは、不登校の根本解決につながりません。

お子さんはつらい気持ちを抱え続けることになってしまいます。

 

そのため、専門機関の知見を借りながら二人三脚で前進していくことが大切です。

2.不登校の子どもが午前中に塾へ通う意義とメリット

不登校のお子さんが午前中に塾へ通う意義とメリットの一例を示すと以下のとおりです。

  • 学力が維持できる
  • 規則正しい生活習慣を維持できる
  • 先生とのコミュニケーションが取れる
  • 1日にやるべきことが整理される
  • 脳のゴールデンタイムをフル活用できる
  • 自信につながる
  • 進路選択の支援が受けられる

 

それぞれ解説します

2-1.学力が維持できる

塾に通うことで学力が維持できつつ成功体験も得られる点はメリットです。

学習塾は勉強を効率的に伝える場所なので、学習は効率良く進みます。

 

また、スモールステップ式で勉強を進める塾が多くなっているので、少しずつ成績が向上していると感じられモチベーションアップにもつながります。

2-2.規則正しい生活習慣を維持できる

午前授業に対応している学習塾では、規則正しい生活習慣を維持できます。

朝に起きて学校に行くという習慣を維持することで、復学時にも滞りなく勉強が進むことはメリットです。

 

不登校になってから朝に起きられないといった事態を防げるため、朝に登塾することは良い習慣になります。

2-3.先生とのコミュニケーションが取れる

不登校になり家での学習だけになっているよりも、学習塾に通って先生に教えてもらうほうが、コミュニケーション量を増やせます。

不登校期間が長く続きコミュニケーションが取れていないと、復学時に友だちとのコミュニケーションに難が生じる恐れもあります。

 

不登校対応の塾に通っていたことで、先生とのコミュニケーションが取れ、友だちを復学時に作りやすくなる可能性が高いです。

2-4.1日にやるべきことが整理される

塾に行けば、最初に学習するべきことなどが整理されて、効率的に学習が進みます。

宿題も課されるので、家での学習習慣も身につきやすいです。

ただ、学習習慣だけでなく生活習慣のやるべきことも整えてくれる塾を選ぶとより良いでしょう。

2-5.脳のゴールデンタイムをフル活用できる

朝起きてから3時間は脳のゴールデンタイムといわれ、学習が効率良く進みます。

学校と同じ時間に勉強を開始すれば、ほとんどの場合起きてから3時間以内に勉強がスタートします。

このように塾を上手く活用すると、学校と変わらない学習進度や効率の維持が可能です。

2-6.自信につながる

学習塾に通い、できることが増えていくと、お子さんの自信につながることもあります。

 

学習塾は勉強に特化した教育機関なので、効率良く勉強を教えてくれます。

スモールステップ式で細かく「できている・できていない」を確認してもらえるので、やればできるという体験を得られる可能性が高いです。

 

最初は「難しい」と感じたことをコツコツと取り組むことで解決できた経験から、お子さんの自己肯定感が育ち「学校の問題もこうすれば解決できるかもしれない」という気持ちが生まれます。

2-7.進路選択の支援が受けられる

学習塾のほとんどは進路選択の支援も行っています。

学習塾にとって進学実績は必須であり、どこの塾であっても面談で進路希望を聞かれるでしょう。

希望に合わせてやるべきことのロードマップを示してもらえるのはメリットです。

 

3.午前中に通える不登校に対応した塾の選び方

不登校対応をしてくれる塾の選び方は以下のとおりです。

 

1.不登校のお子さんには個別指導塾もおすすめ

2.オンライン・振替授業が可能かを確認する

3.体験授業だけで判断しない

4.お子さんの登校情報が確認できるか

5.朝の授業に対応してくれるか

6.地域の大手塾は要注意

 

それぞれについて解説します。

3-1.ポイント①不登校のお子さんには個別指導塾もおすすめ

不登校のお子さんには柔軟なカリキュラムのある個別指導教室もおすすめです。

不登校になった原因に学習の遅れがある場合には、遡行学習を行う必要があり、オーダーメイドカリキュラムが組めるかも確認してみましょう。

 

不登校になっている期間が長いと、学習の遅れが生じる可能性が高く、理解の土台を作るために中学生なら小学生の範囲にまで戻って勉強する必要もあります。

集団指導塾になると足並みを揃えるために対応が難しくなりますが、個別指導塾や家庭教師だと対応が可能です。

3-2.ポイント②オンライン・振替授業が可能かを確認する

お子さんのメンタルがまだ不安定な状況のとき、急な体調不良などが起こる場合もあります。

休んだら塾のコマ数が消費されるような塾は止めておいたほうが良いかもしれません。

 

まだ気持ちが不安定なお子さんのとき「塾すら休むことになって自分はダメなやつだ」と自己否定してしまうことにつながります。また、親御さんも「お金が無駄になってしまうからできれば通わせたい」という気持ちもなくなるでしょう。

 

柔軟に振替できる塾であれば、もしも体調不良があったときにも親子で穏やかな気持ちで乗り越えられます。

 

集団指導塾などは振替制度がないこともあるので注意しておきましょう。

3-3.ポイント③体験授業だけで判断しない

選ぶときのポイントとして、体験授業だけで判断しないことも大切です。

お子さんを塾に入塾させるために、力のある先生が体験授業のときにだけ担当することは良くあることです。

 

お子さんが体験授業で好きになった先生に塾でも教えてもらえると思ったら、担当ではなかった事例は多くあります。

口コミをよくチェックしたり、入塾後の担当の先生はどんな先生になるのかをしっかり確認したりしましょう。

3-4.ポイント④お子さんの登校情報が確認できるか

塾にお子さんの登校情報が瞬時に親御さんへ伝わる装置があるかをチェックしてみましょう。

塾に行く際には親御さんが毎日送迎できるわけではなく、ときにはお子さん自身で行かなければならないときもあります。

 

昼間に行くのであればなおさら登校チェックシステムがないと、お子さんがきちんと塾に行っているかを確認できません。

 

もしもお子さんがこっそり休んでいたりを繰り返す場合には、お子さんの考えや気持ちをもう一度よく確認しなくてはなりません。

また、親に正直に言えず内緒で休む状況のとき、親子関係の見直しも実施していく必要があります。

 

お子さんの安全確認と、再登校に向けて進むためにも、お子さんの登校情報がチェックできる機能は大切です。

3-5.ポイント⑤朝の授業に対応してくれるか

塾を選ぶ際には、そもそも朝の授業に対応している塾かをチェックしましょう。

地方では午前授業に対応をしていない塾がほとんどです。

 

仮に周りに朝の授業に対応できない塾しかない場合には、オンライン家庭教師などのサービスも検討しましょう。

3-6.ポイント⑥入れ替わりの激しい塾は要注意

地域の大手塾に入塾する際は注意が必要です。

大手塾は人の入れ替わりが激しいため、お子さんが良いと思った先生が突然いなくなることもあります。

不登校のお子さんは、学校でのつらい経験から自己肯定感が下がり切っていたり、塞ぎ込んでいたりすることが多いです。

時には他人を信じられなくなっているお子さんもいます。

 

塾で信頼できる先生と出会い、お子さんの気持ちが前向きにシフトしたとしても、その先生が突然やめてしまったりすると、せっかく前進し始めていたお子さんが再び塞ぎ込んでしまう場合もあるでしょう。

 

口コミから「先生の入れ替わりが激しい」などは確認できます。チェックしておきましょう。

 

4.不登校に対応する午前授業可能なおすすめ塾12選

不登校のお子さんでも安心して利用できる塾を、以下のとおり11個挙げました。

塾名利用がおすすめのお子さん対象年齢費用通学かオンラインか
【番外編】スダチ今の学校への再登校を目指している子ども小学生
中学生
高校生
親御さんに向けたオンライン無料相談を実施中オンライン
※親御さんを介してお子さんへ支援を提供
家庭教師のトライ対人関係の築き方が得意でない子ども小学生
中学生
高校生
サポート体制により変動
AI学習診断は無料
通学も通信制もあり
すらら家で学びながら出席扱いの認定を受けたい子ども小学校高学年〜高校生入会金:7,700円/11,000円

利用料金:コースにより8,228〜10,428円
オンライン学習教材
家庭教師のガンバ不安な気持ちに寄り添ってくれる味方がほしい子ども小学生
中学生
高校生
入会金:20,000円
預り金:16,000円

指導料:1コマ(30分)あたり1,000〜1,125円(オンラインは750円)

※別途管理サポート費
家庭教師
(オンライン指導も可)
メガスタAIを活用した授業に興味がある子ども小学生
中学生
高校生
入会金:19,800円

授業料(月謝)
【オンライン】
 80分コース:23,584円〜
 100分コース:29,480円〜
【訪問型】
 90分コース:24,420円〜
 120分コース:32,560円〜
オンラインと訪問型
オンライン家庭教師wam人と話すのが苦手な子ども小学生
中学生
高校生
授業料(学年により変動)
 40分コース・月4回:4,900円〜
 90分コース・月4回:9,800円〜

※別途入会金や教材費あり
オンライン
不登校専門オンライン個別指導のティントル不登校の専門家にやさしくサポートしてほしい子ども小学生
中学生
高校生
指導料:1コマ(30分)あたり1,000〜3,500円

※オプションあり
スクール・サポート
:8,000円
スクサポライト
:3,000円
オンライン
不登校専門の個別指導塾・家庭教師REO部屋の外に出れなくて困っている子ども中学生
高校生
入会金:22,000円
施設管理費:月3,300円

授業料(月額)
【個別指導】
月4コマ:21,120円〜
【家庭教師】
週1日(90分):38,280円
週1日(120分):51,040円
テキスト
1科目1年分1,000円〜3,780円(個別指導)
1科目1年分2,500円〜3,500円(家庭教師)

模擬試験
:4,000円前後
●通塾(個別指導)
●家庭教師
●フリースクール(オンライン・対面)
スタディサプリ1人で意欲的に学べる子ども小学生
中学生
高校生
月額
:2,178円

※初期費用なし
オンライン
学研の家庭教師自信を取り戻したい子ども小学生
中学生
高校生
不登校コース:
 1時間あたり 5,170円~
オンラインコース
 1時間当たり 6,490円〜

※初期費用:24,200円
家庭教師
(オンラインもあり)
家庭教師のあすなろ2〜3日でも登校できるようになりたい子ども小学生
中学生
高校生
入会金:22,000円
保証金:14,000円

小学生・中学生:1コマ / 30分
875円+教材費:月々15,200円〜

高校生:1コマ / 30分
1,125円+教材費:月々25,400円〜
家庭教師
(オンラインもあり)
家庭教師のゴーイング短期間で勉強の遅れを取り戻したい子ども小学生
中学生
高校生
初期費用
:22,000円+保証金(預かり金)16,000円
1コマ(30分)1,000円
トータルで月々約14,000〜25,000円

※別途教材費
家庭教師
(オンラインもあり)

4-1.【番外編】スダチ

スダチ

【スダチがおすすめの人】

  • 不登校を根本から解決したい方
  • 今の学校へ再登校してほしい方

1日も早くお子さんに登校してほしいと望む方におすすめのサービスです。

4-1-1.スダチの基本情報

対象年齢

小学生
中学生
高校生
費用 親御さんに向けたオンライン無料相談を実施中
通学かオンラインか オンライン
※親御さんを介してお子さんへ支援を提供
所在地 (運営)
〒150-0001
東京都渋谷区神宮前6丁目28番9号東武ビル6階

4-1-2.スダチの特徴

スダチは塾ではありませんが、我が家が利用して、息子の不登校を解決できたサービスのため、番外編としてぜひ紹介させてください!

スダチは、親御さんへの支援を通じてお子さんの不登校を解決するオンラインサービスです。親御さんを介してお子さんの再登校を促す働きかけをするのが特徴です。

毎日お子さんの様子をヒアリングして、そのときのお子さんに合わせた具体的な声かけや接し方をフィードバックしてくれます。不登校のお子さんにとって1番身近な存在である親からの接し方が変化することで、お子さんの様子や考え方も変化していきます。

不登校のお子さんは、第三者の介入をよく思わないことが多いです。また、第三者が直接お子さんへ提供する支援は、決まった日の決まった時間にしか受けることができません。

スダチでは、スダチを利用したことがお子さんにはわからない仕組みとなっています。そのため親子の信頼関係もより強くなることが特徴です。

また、毎日親御さんが1日を通して支援できるので、お子さんの様子が日々変わっていき、みなさん平均3週間で再登校を果たしているようです。

 

\公式ホームページから支援内容をご確認いただけます/

4-2.家庭教師のトライ

家庭教師のトライ:不登校サポート

【家庭教師のトライがおすすめの人】

  • 学習の遅れを取り戻したい方
  • 対人コミュニケーションや家族関係に関するサポートも行ってほしい方

勉強だけでなく人間関係の築き方まで教えてほしいと考える方は、家庭教師のトライがおすすめです。

4-2-1.家庭教師のトライの基本情報

対象年齢 小学生
中学生
高校生
費用 個別教室やオンライン家庭教師などサポート体制により変動

AI学習診断は無料

通学かオンラインか 通学も通信制も
所在地 全国に教室あり

4-2-2.家庭教師のトライの特徴

家庭教師のトライには、120万人の指導実績を活かして不登校を解決する「不登校サポート」というコースがあります。不登校専任の家庭教師と教育プランナーが、お子さんの不安や悩みにとことん向き合い、学習面だけでなく生活面のフォローも行う点が特徴的です。

引きこもり状態のお子さんでも粘り強く向き合い続ければ、外出して通学できるようになります。勉強の遅れを取り戻した上で不登校を解決したい方は、家庭教師のトライを検討しましょう。

4-3.すらら

すらら

【すららがおすすめの人】

  • 家で学びながら出席扱いの認定を受けたい方
  • 学校の勉強についていけなくて悩んでいる方

お子さんのペースで無理なく勉強したいなら、すららの利用を検討してみましょう。

4-3-1.すららの基本情報

対象年齢 小学校高学年から高校生
(教科によっては学年限定)
費用 入会金:7,700円/11,000円
利用料金:コースにより8,228〜10,428円
通学かオンラインか オンライン学習教材
所在地

4-3-2.すららの特徴

すららは無学年式のオンライン学習教材です。学年ではなくお子さんに合わせた学習内容を提供し、勉強についていけていない不安を解消します。

すららは教育委員会でも採用された実績があり、出席扱いの認定を受けられる可能性もあります。事実、これまでに1,200人以上がすららを利用して出席扱いの認定を受けているので、家で学びながら出席扱いにしてほしいと考える方に最適です。

4-4.家庭教師のガンバ

家庭教師のガンバ

【家庭教師のガンバがおすすめの人】

  • お子さんに寄り添った手厚いサポートを望んでいる方
  • 不安な気持ちに寄り添ってくれる味方が欲しい方

口コミで評判がいいガンバなら、心のこもったサービスを受けられます。

4-4-1.家庭教師のガンバの基本情報

対象年齢 小学生
中学生
高校生
費用 入会金:20,000円
預り金:16,000円

指導料(1コマ30分あたり)
 小中学生:1,000円
 高校生:1,125円
 【オンライン】:750円

※別途管理サポート費がかかる
1ヶ月のお試し期間(返金保証)あり

通学かオンラインか 家庭教師
オンライン指導も可
所在地 家庭教師の対応地域は関東・関西・甲信越・東北

4-4-2.家庭教師のガンバの特徴

家庭教師のガンバは7年連続で口コミサイトでNo.1を取り続けている家庭教師です。

お子さんの性格にぴったりの家庭教師が、家庭教師の枠を超えた熱心な指導をしてくれます。たとえば課外学習としてお子さんと一緒におでかけした実績も。

不登校という問題を抱えて不安でいっぱいのお子さん・親御様の心強い味方がほしいなら、家庭教師のガンバに依頼してみませんか。

4-5.メガスタ

メガスタ

【メガスタがおすすめの人】

  • AIを活用した指導に興味がある方
  • 先生に積極的に意見を言えない方

AIサポート付きのハイクオリティな授業を受けたい方におすすめです。

4-5-1.メガスタの基本情報

対象年齢 小学生
中学生
高校生
費用 入会金:19,800円

授業料(月謝)
【オンライン】
 80分コース:23,584円〜
 100分コース:29,480円〜
【訪問型】
 90分コース:24,420円〜
 120分コース:32,560円〜

※学年や公立・私立・国立の別、指導教員のランクにより変動

通学かオンラインか オンラインと訪問型
所在地 ネット環境があれば全国・または海外でも受講可

4-5-2.メガスタの特徴

メガスタは、授業採点AIが特徴的なオンライン学習塾です。授業の質をAIが判断し、クオリティを上げるためのアドバイスを先生に伝えることで成績アップにつなげます。

お子さんの表情を分析し、これまでは見逃していた「わかったつもり」を見抜き、その場で解消します。つまり、遠慮して自分の意見を言えないお子さんでも適切な指導を受けられるのです。

オンラインなので、自宅で学習したいお子さんでも安心して利用できます。

4-6.オンライン家庭教師wam

wam

【オンライン家庭教師wamがおすすめの人】

  • 人と話すのが苦手な方
  • お子さんのペースでじっくり学びたい方

オンライン家庭教師wamなら、しっかり信頼関係を築いた上で適切な指導を受けられます。

4-6-1.オンライン家庭教師のwamの基本情報

対象年齢 小学生
中学生
高校生
費用 授業料(学年により変動)
 40分コース・月4回:4,900円〜
 90分コース・月4回:9,800円〜

※別途入会金や教材費あり

通学かオンラインか オンライン
所在地

4-6-2.オンライン家庭教師のwamの特徴

オンライン家庭教師wamは、お子さんとの信頼関係を大切にしながらしっかり学習サポートを行ってくれます。指導を行う前に、まず他愛もない会話でお子さんとの関係づくりをします。親御様がいたほうが安心できるなら、三者で授業をすすめることも可能です。

お子さんを尊重して無理にペースを乱さない家庭教師を探しているなら、オンライン家庭教師wamがいいでしょう。

4-7.不登校専門オンライン個別指導のティントル

ティントル

【ティントルがおすすめの人】

  • 不登校に悩みすぎて不安感が強くなっている方
  • 不登校に関する相談ができる専門家が欲しい方

不登校の専門家にサポートを求められる、心強いサービスです。

4-7-1.不登校専門オンライン個別指導のティントルの基本情報

対象年齢 小学生
中学生
高校生
費用 指導料(月額):
1コマ(30分)あたり1,000〜3,500円

※オプションあり
スクール・サポート:8,000円
スクサポライト:3,000円

通学かオンラインか オンライン
通信制の提携校の紹介あり
所在地

4-7-2.不登校専門オンライン個別指導のティントルの特徴

「不登校専門オンライン個別指導のティントル」は、その名の通り不登校専門の塾です。教育心理カウンセラー資格を持った先生が、優しく指導してくれます。

警戒心が強くなってしまっているお子さんや、不登校に悩みすぎて不安感が強くなっている親御様のサポートも可能です。不登校で深刻に悩んでいる方は、専門家でもあるティントルの先生方に頼ってみましょう。

4-8.不登校専門の個別指導塾・家庭教師REO

REO

【REOがおすすめの人】

  • 部屋から出てこれないレベルの不登校で悩んでいる方
  • お子さんとの適切な接し方を学びつつ、学習面もサポートしてほしい方

深刻な不登校に悩む方に救いになるようなサービスです。

4-8.1.不登校専門の個別指導塾・家庭教師REOの基本情報

対象年齢 中学生
高校生
費用 入会金:22,000円
施設管理費:月3,300円

授業料(月額)
【個別指導】
月4コマ:21,120円〜
【家庭教師】
週1日(90分):38,280円
週1日(120分):51,040円

テキスト
1科目1年分1,000円〜3,780円(個別指導)
1科目1年分2,500円〜3,500円(家庭教師)

模擬試験
:4,000円前後

通学かオンラインか ●通塾(個別指導)
●家庭教師
●フリースクール(オンライン・対面)
所在地 東京・横浜・神戸

4-8-2.不登校専門の個別指導塾・家庭教師REOの特徴

「不登校専門の個別指導塾・家庭教師REO」は東京・横浜・神戸の塾です。2001年の創業以来、不登校のお子さんに向き合い続けているため、心の面のサポートも得意です。

たとえば、部屋から引きこもって出てこないお子さんに根気強く声をかけ続け、心の壁を取り払うことに成功した例も。長年積み上げた経験と知識を活かして、ご家庭の平和が戻るようサポートします。

4-9.スタディサプリ

スタディサプリ

【スタディサプリがおすすめの人】

  • 先生がいなくても意欲的に勉強できる方
  • お子さんのペースでやりたいように学ばせたい方

学校も塾も必要ないと考える方なら、スタディサプリで必要な分だけ学ぶのもいいでしょう。

4-9-1.スタディサプリの基本情報

対象年齢 小学生
中学生
高校生
費用 月額(月払いコース)
:2,178円
 14日間の無料体験あり

※初期費用なし

通学かオンラインか オンライン
所在地

4-9-2.スタディサプリの特徴

スタディサプリはお子さんの学びの理解度に合わせて最適なカリキュラムで学べる学習アプリです。40,000本を超える講義動画・演習教材・到達度テストにより、質の高いインプットとアウトプットを繰り返して学びを深めていきます。基本はアプリを使った自習ですが、アップグレードして個別指導を受けることも可能です。

学校にはいきたくないが学ぶ意欲はあるお子さんなら、スタディサプリで自立型学習を行う選択肢もあります。

4-10.学研の家庭教師

学研の家庭教師

【学研の家庭教師がおすすめの人】

  • お子さんに自信を取り戻して欲しい方
  • 不登校を克服して次の進路に進んでほしい方

専門スタッフがお子さんの自信を取り戻す指導を行います。

4-10-1.学研の家庭教師の基本情報

対象年齢 小学生
中学生
高校生
費用 不登校コース:
 1時間あたり 5,170円~
オンラインコース
 1時間当たり 6,490円〜

※初期費用:24,200円

通学かオンラインか 家庭教師
(オンラインもあり)
所在地 全国
(オンラインのみ対応の地域あり)

4-10-2.学研の家庭教師の特徴

学研の家庭教師には不登校コースがあります。進路決定率98.8%の実績を誇るサービスです。

専門スタッフが学習面だけでなく、メンタルサポートまで行います。悩みや不安を解消することで、お子さんの自信が湧いてきて、次のステップへ向かう活力になります。

たとえば、「学校に行けない自分はおかしいのかも」と悩むお子さんに「学校に行かなくても自分は自分」と思われられれば、自己肯定感が高まります。自己肯定感を高めてお子さんの目標達成につなげたいなら最適なサービスです。

4-11.家庭教師のあすなろ

家庭教師のあすなろ:オンラインフリースクール

【家庭教師のあすなろがおすすめの人】

  • お子さんのやる気と自信を取り戻したい方
  • 少しでも登校できるようになってほしい方

お子さんに登校・進学してほしい、と望む方におすすめのサービスです。

4-11-1.家庭教師のあすなろの基本情報

対象年齢 小学生
中学生
高校生
費用 入会金:22,000円
保証金:14,000円

小学生・中学生:1コマ / 30分
875円+教材費:月々15,200円〜

高校生:1コマ / 30分
1,125円+教材費:月々25,400円〜

通学かオンラインか 家庭教師
(オンラインもあり)
所在地 東海・北陸・甲信・北海道・中国・四国
(オンラインなら全国・海外も)

4-11-2.家庭教師のあすなろの特徴

家庭教師のあすなろでは、児童心理学に基づいた声かけでやる気と自信を取り戻す指導をおこなっています。勉強に前向きになれるよう指導することで、成績アップを狙うことも可能です。

授業動画を活用することで、お子さんの学習進度と生活リズムに合わせて柔軟に学べる仕組みになっています。相性の良い先生の優しい声かけで自信を取り戻し、徐々に学校に行けるようになるお子さんも多くいます。

4-12.家庭教師のゴーイング

家庭教師のゴーイング

【家庭教師のゴーイングがおすすめの人】

  • 勉強の遅れを取り戻したい方
  • 短期間で効率よく勉強したい方

不登校による勉強の遅れが心配な方におすすめです。

4-12-1.家庭教師のゴーイングの基本情報

対象年齢 小学生
中学生
高校生
費用 初期費用
:22,000円+保証金(預かり金)16,000円

1コマ(30分)1,000円
トータルで月々約14,000〜25,000円

※別途教材費

通学かオンラインか 家庭教師
(オンラインもあり)
所在地 全国

4-12-2.家庭教師のゴーイングの特徴

家庭教師のゴーイングは、不登校による勉強の遅れ・受験・進路の悩みを一気に解決できる家庭教師です。「カンタン家勉法」で、しばらく勉強から離れていたお子さんでも遅れを取り戻せます。

「カンタン家勉法」では学校の教科書だけを使い、本当に必要なところに絞って無駄のない反復学習を行うことで、短期間で得点できるようになります。

学校に行っても授業がわからない、と不安に思っている方には家庭教師のゴーイングをおすすめします。

5.午前中対応の塾に不登校生が通う具体的なステップ

午前中対応の塾に不登校生が通う具体的なステップは次のとおりです。

  • 子どもが通いたいと思っているかを確認
  • 不登校対応の塾の特徴を知る
  • 自宅から近い塾を選ぶ
  • 自宅から近い塾がなければオンラインで探す
  • 不登校生に対するサポート体制があるかを確認する
  • 実際に体験授業を受けてみる
  • スケジュールを作り無理がないか確認する

それぞれ解説します。

5-1. 子どもが通いたいと思っているかを確認

大前提として、お子さんが通いたいと思っているかが大切です。

前述しているとおり、「不登校だからせめて塾は通って欲しい」と親御さんが無理矢理通わせる状況は望ましくありません。

お子さん自らが「学習のサポートを受けておきたい、塾へ通いたい」と言い出したり、体験授業後に「やってみたい」という旨をお子さん自らが言い出してから検討しましょう。

お子さんが前向きに取り組んでいる場合には、学習塾に通うことが再登校に向けていい働きをすることがあります。

学習の遅れの不安がなくなり学校へ行くきっかけとなったり、自分でやりたいと思ったことに取り組み成長していくことで自己肯定感が育まれたりするためです。

第一歩としてまずはお子さんの意志を確認してみましょう。

5-2.不登校対応の塾の特徴を知る

最初に不登校対応の塾の特徴を知る必要があります。

学年別に分けると以下のとおりです。

  • 小学生の不登校に対応している塾の特徴
  • 中学生の不登校に対応している塾の特徴
  • 高校生の不登校に対応している塾の特徴

それぞれの特徴を以下で詳細に解説します。

5-2-1.小学生の不登校に対応している塾の特徴

小学生の不登校問題は深刻化していて、小学生専門の不登校に対応する塾の役割は大きくなっています。

また、小学生の頃に学習習慣などが整わなければ、授業の難易度が上がる中学生のときに進度で苦労する恐れもあります。

そのため、学習進度の担保や、心のケアなどを担当していることが特徴です。

5-2-2.中学生の不登校に対応している塾の特徴

中学生の不登校の原因は多岐にわたり、塾側に求められるニーズも多岐にわたります。

結果として塾も細分化されていて、お子さんにあった学習サービスを提供するところも増えています。

思春期特有の悩みなどもあり、専門のカウンセラーが常駐している塾もあるので、お子さんに合った塾を選ぶことが大切です。

5-2-3.高校生の不登校に対応している塾の特徴

高校生は就職や進学があり、塾側にそれらの知識が求められます。

特に進学となると、大学受験になるので塾側には指導実績も必要です。

大学受験に特化した教材や模試、不登校生の心をケアするカウンセリングサービスなどがある塾が良いかもしれません。

5-3.自宅から近い塾を選ぶ

不登校のお子さんにとって塾までの距離が長いと、負担になる恐れがあります。

徒歩や自転車で15分以内の距離などといったお子さんの負担にならない距離にある塾でも不登校専門の塾がないかを探してみてください。

仮に自宅から遠い塾になると、親御さんの送迎なども負担増になるため、塾に通うことが億劫になる恐れもあります。

毎日といっていいほど塾に通うことになるため、通塾距離は重要事項と捉えてください。

5-4.自宅から近い塾がなければオンラインで探す

自宅から近い不登校専門の塾がなければ、オンライン塾という選択肢もあります。

自宅から出ないといった危険性はありますが、合わない塾で頑張るよりも自身にあった先生と一緒に頑張るほうがモチベーションは上がります。

昨今ではコロナ禍の影響から不登校ではないお子さんにもオンライン塾・家庭教師のニーズが高まっているため、多くの塾が参入中です。

塾の細分化も進んでいるため、お子さんに合った塾も見つけやすいです。

ただしオンライン塾はデジタル機器を使った学習となるケースもあります。お子さんが毎日タブレットなどに触れることが習慣化されるとデジタル依存症になる恐れもあります。

自己管理していけるよう、注意が必要です。

5-5.不登校生に対するサポート体制があるかを確認する

不登校に対するサポートがあるかどうかを確認しましょう。

不登校は学習習慣だけでなく生活習慣などを整える必要もあるので、指導してくれる先生がいるかの確認も必要です。

心理カウンセラーが常駐している塾もあるため、隈なく探すようにしてみてください。

不登校から塾に通って再登校を目指すためには、サポート体制の確認は必須です。

5-6.実際に体験授業を受けてみる

ここまでのチェック項目でお子さんにあう不登校専門の塾があれば、実際に体験授業を受けてみましょう。

体験授業でチェックするポイントは以下のとおりです。

  • 体験詐欺がないか
  • お子さんと先生の相性が合っているか
  • 授業進度に無理が生じていないか

3つのポイントを押さえて確認しましょう。

5-7.スケジュールを作り無理がないか確認する

体験授業を受け入塾を考えるまでになったら通塾スケジュールを作り、お子さんと無理なく通えるかを確認しましょう。

塾は宿題も多く出されますし、発展的な内容にまで踏み込む可能性が高いので、無理があっては続きません。

お子さんのペースを確認しながら無理のない範囲で通塾できるようにしてください。

6.不登校のお子さんが塾に通うデメリット

不登校のお子さんが塾に通うデメリットは以下のとおりです。

  • 先生が合わない恐れがある
  • 体験授業と実際の授業の間に乖離がある恐れがある
  • 親御様が愛情をお子さんに伝える方法を教えてくれない

塾はそもそも勉強を効率的にする教育機関なので、不登校を抜本的に解決してくれるところではありません。

不登校解決には親御様の愛情を伝えることが大切なのに、勉強ばかりではあまり意味がない点に注意しましょう。

以下で詳しく解説します。

6-1.先生が合わない恐れがある

塾の先生がお子さんと合わないことは多数あります。

先生が合わないと勉強へのモチベーションが上がらず、やればできるという感覚を持ちづらくなります。

勉強を通して自己肯定感が上がり不登校を解決できれば良いのですが、先生が合わなければお子さんにとって逆効果となる場合もあるでしょう。

6-2.体験授業と実際の授業の間に乖離がある恐れがある

繰り返しになりますが、体験授業と実際の授業の間に乖離がある恐れがある点に注意が必要です。

実力のある先生が体験授業を担当するものの、実際はアルバイトの先生が授業を担当することは往々にしてあります。

その他にも、体験授業はオーダーメイドであったにもかかわらず、入塾した後は決められた学習スケジュールで進めるなどもあります。

このように塾は体験授業と入塾した後の授業の間に乖離がある恐れがあるため、口コミ・評判を注意深く観察してみましょう。

6-3.不登校を根本解決できるわけではない

学習塾は、学習のサポートがメインであり、再登校を目指す支援を提供しているわけではありません。

そのため、お子さんの不登校を根本解決していきたいのならば、スダチのような再登校を目的とした支援先のサポートも受けましょう。

「不登校に対応した塾なら、メンタルのサポートもあるし、学校の遅れも取り戻せるし、再登校につながるのでは?」と考える親御さんもいらっしゃいます。

しかし、不登校の根本原因をたどっていくと、お子さんが親御さんからの愛情をうまく受け取れておらず、結果としてお子さんの自己肯定感の低さにつながっているケースが多いようです。

ただしこれは決して親御さんが悪いわけではありません。親御さんは、お子さんへ愛情をたくさん注ぎ育児されていることと存じます。時にその愛情をお子さんがうまく受け取れていないケースがあるようです。

現状の日本では、正しい親子関係を構築する方法を教えてくれる機関はありませんし、我が家のように子どもの将来のために共働きをして子どもと接する時間が限られるご家庭も多いです。

そのため決して親御さんが悪いわけではなく、これから支援機関を通して、お子さんが受け取りやすい愛情の伝え方を身につけていけば大丈夫です。

私も子どもの状況に合わせた声の掛け方や接し方を教えてもらい、不登校の根本解決につながりました。

そして子どものためと思いつつやっていたことが、実は自分の理想を押し付けていたり、自己満足だったりしたことに気づけました。

私の考え方もガラリと変わり、育児に悩まなくなりましたし、子どもが問題を抱えたときどうやってサポートしていけばよいのかがわかるようになりました。

以前の私のように悩んでおり、不登校の根本解決を目指したいと考える親御さんは、ぜひ専門機関の支援も検討してみてくださいね。

7.不登校の午前授業対応の塾に通うスケジュール

学校に行きたくないお子さんが、代わりに午前中から塾に通う場合を想定して以下のとおりスケジュール例を紹介します。

  • 午前中に塾があるときのスケジュール
  • 午前中に塾がないときのスケジュール

7-1.午前中に塾があるときのスケジュール

午前中に塾があるときは、学校に通うのと同じように朝から塾に行きます。たとえば9時から営業している塾に通うとしましょう。

時間 やること
9:00〜10:30 個別授業を1コマ授業を受ける
10:45〜12:15 さらに別の教科を1コマ受講
12:30 帰宅・昼食
13:00〜 自由時間

1日のうちで最も頭がクリアな時間帯に塾で勉強することで、午後の自由時間を有効活用できます。学習効率も良くなり、生活リズムも整うので一石二鳥です。

午前中、朝から通える塾は、こちらの記事でも紹介しています。

【昼間に通える】不登校の子どもに対応した塾おすすめ7選|平日昼授業の塾がおすすめな理由と不登校の根本解決方法

7-2.午前中に塾がないときのスケジュール

午前中から塾がないと、朝から自由時間になります。仮に通常のお子さんと同じように18時〜22時に塾に通うとします。

時間 やること
12:00~ 起床
17:30~ 外出準備
18:00~22:00 塾で勉強
22:30 帰宅

夜型の生活になり、朝起きるのが難しくなるでしょう。午前中から自宅で自習できるのが理想ですが、意欲的に1人で勉強できるとは限りません。

学校に行かなくても健康的な生活リズムを保つためには、午前中から授業を受けられる塾を選ぶといいでしょう。

8.各塾の形態による違い

ここからは塾の形態による指導の違いを解説します。

  • 集団指導塾
  • 個別指導塾
  • 家庭教師・オンライン家庭教師

以上の形態別に見ていきましょう。

8-1.集団指導塾

集団塾は学校と同じように、教室に同じ学年のお子さんを20〜30人集めて授業を行います。同年代のお子さんと接するのが苦手なお子さんには厳しい環境になり得ます。

学校でクラスに馴染めずに不登校になってしまったお子さんは、塾でも同じように友だちができず疎外感を感じてしまう可能性が高いです。塾に学校のクラスメイトがいて、気まずいから行きたくないと思うお子さんもいるでしょう。

学校に行かずに勉強したいなら、次の個別指導がおすすめです。

8-2.個別指導塾

個別指導塾は、お子さんに合わせたカリキュラムを作成して勉強を教えてくれる塾です。1対1の完全個別指導と、2〜3人まとめて1人の先生が教える少人数指導があります。

個別指導塾ならお子さんのペースに合わせて勉強を進められるので、まわりについていけないと悩む心配もありません。家の外に出る良い機会にもなるので、学校以外の場所で勉強したいお子さんは、個別指導塾に通うことをおすすめします。

8-3.家庭教師・オンライン家庭教師

家庭教師やオンライン家庭教師は、自宅で勉強したいお子さんにぴったりな選択肢です。部屋から出なくても勉強の遅れを取り戻せます。

不登校のお子さんの扱いに慣れている家庭教師に依頼すれば、不安な気持ちを解消し、自信を取り戻せる可能性があります。人と話すのが苦手なお子さんなら、まずはオンライン家庭教師の利用を検討してみましょう。

9.不登校のお子さんが午前対応の塾でどのように勉強へ向かっていくのか

午前対応の塾を利用して、不登校のお子さんが勉強できるようになるまでのモデルケースを紹介します。

  • 無気力期
  • 休息期
  • 回復期

順番に見ていきましょう。

9-1.無気力期

無気力期は、何かに向かうエネルギーが全く湧いてこない状態の時期です。お子さん自身もコントロールできないため、気合いを入れる声かけをしても効果がありません。

お子さんが無気力期でどうにもできないときは、病人や腫れ物に触るように扱うことは避け、努めて冷静に振る舞いましょう。この状態が数ヶ月続くことを覚悟し、変に焦らないことが重要です。

9-2.休息期

休息期は、お子さん自身が問題に向き合う気力が湧いてくる時期です。少しずつ、自分から何かをしようとする行動が見られるようになってきます。

勉強を再開するなら、コミュニケーションが取れるようになるこの時期がおすすめです。午前中対応の塾を探し、生活リズムを整えるところから始めましょう。

9-3.回復期

回復期は心身ともに積極的に外に向く時期です。不登校になる前に近い状態に戻ります。

お子さんのやる気が出てきて嬉しくなる気持ちもわかりますが、すぐに再登校を提案するのは危険です。登校しようとして失敗した場合「一度挑戦したけれど無理だった」という失敗体験が脳裏に刻まれ、無気力期に逆戻りする恐れがあります。

午前中対応の塾を利用して勉強の遅れを取り返せば、再登校できる可能性が見えてくるでしょう。

10.お子さんが不登校になった際に塾以外に親御さんができること

親御様が不登校になった際に心掛けることは以下のとおりです。

  • 子どもの気持ちを受け入れてあげる
  • 正しい親子関係を構築する
  • 自己肯定感を高める声がけをする

それぞれ解説します。

10-1. 子どもの気持ちを受け入れてあげる

お子さんが不登校になってしまったとき、お子さんを心配する気持ちから、

  • どうして学校へ行けないの?何か嫌なことがあったの?
  • 一回行ってみたら変わるんじゃない?

といった声をかけることがあるかもしれません。

しかしお子さん自身学校へ行けなくなった今の自分に罪悪感を抱いており、親御さんからの上記のような言葉は責められているように感じる場合があります。

また、「こんなに苦しんでいるのに親は自分の気持ちをわかってくれない」という気持ちが芽生えてしまうこともあるでしょう。

そのため、まずがつらい思いをしながらも、頑張って学校へ通っていたお子さんの気持ちを受け入れてあげましょう。

  • 学校でつらい思いをしていたんだね
  • つらいことがあったのに毎日頑張って通っていたことはすごいこと
  • どんな状況でもあなたは大切な存在だから前進できるように支える

上記のことなどを伝えてあげてください。

どんなときでも自分の気持ちを理解してくれて支えてくれる親がいるとわかるとお子さんは安心できます。

つらい気持ちが和らいで行き、前進するための気持ちの土台ができあがるでしょう。

10-2. 正しい親子関係を構築する

親子関係も見直してみましょう。正しい関係の構築を意識していくことが大切です。

  • 過干渉、過保護、過度な管理をしない
  • 親子の立場が逆転していない(子どもの言いなりになっていない)
  • 無関心になっていない

お子さんのことを心配するがあまり、いつのまにか親御さんが先回りしているようなご家庭も多くあります。

私も、息子のためと思って、学校の宿題や学習の管理、友だち・先生への接し方を、いつのまにか私が主体的に管理し誘導しているような状況でした。しかしそのような状況だと、子どもは社会の中で失敗する経験を得られません。

そのため、学校での失敗を必要以上に大きく捉えてしまっていたようです。また、自分で考えて行動した経験がなかったので、自分の言行に自信を持てず学校が怖いと感じるきっかけを作ってしまっていました。

上記を踏まえて子どもが自分で考えて主体的に行動でき、間違ったときには正しいことを毅然とした態度で教えてあげられるような親子関係の構築が大切です。

10-3.自己肯定感を高める声がけをする

正しい親子関係を構築していくと、お子さんは親御さんのことを信頼し、尊敬していきます。

信頼できて尊敬できる親から褒められることでお子さんの自己肯定感がどんどん育ちます。

ただしなんでもかんでも褒めればいいというわけではありません。

正しいポイントを正しく褒めることが必須です。これは、お子さんの状況に合わせて、スダチなどの専門機関を利用しながら、親御さん自身、学んで行く必要があります。

11.不登校生向けの午前授業に対応している塾でよくある質問

不登校生向けの午前授業に対応している塾でよくある質問は次のとおりです。

  • 不登校のお子さんが勉強に追いつく方法はありますか?
  • 不登校の中学生が勉強に追いつくためにはどうすればいいですか?

1つずつ回答します。

11-1.不登校のお子さんが勉強に追いつく方法はありますか?

不登校のお子さんが勉強の遅れを取り戻す方法はあります。中学3年生で1年生の勉強からやり直し、受験に合格した例もあります。

中でもおすすめなのが、午前授業を行っている塾を利用する方法です。午前授業を受けることで生活リズムが安定し、登校の練習にもなります。再登校を視野に入れつつ、勉強の遅れを取り戻したい方は、午前授業に対応している塾を探してみましょう。

11-2.不登校の中学生が勉強に追いつくためにはどうすればいいですか?

不登校の中学生が勉強の遅れを取り戻すには、まずは自信とやる気を取り戻すことが大切です。精神的にも肉体的にも疲れ切った状態で勉強を促しても、勉強の遅れを取り戻すどころか親子の信頼関係にヒビが入ります。

まずはお子さんの自信を回復させるために、不登校の専門家を頼りましょう。スダチなどの専門家なら、不登校になったお子さんに適切なサポートを施せます。

12.まとめ

不登校対応かつ午前授業のある学習塾は、昨今の情勢から増えてきているといっても過言ではありません。

ただ、不登校になってから学習塾に通い居心地が良い空間に居すぎると、再登校への道が途絶えてしまう恐れもあります。

 

「できれば今の学校へ再登校してほしい」という場合には、不登校を根本解決し再登校を目指す支援を提供するサービスの利用をおすすめします。

我が子も、スダチを利用したことがきっかけで、不登校を解決できました。

初回の無料相談で、子どもの現状を聞いてもらえて、さらに再登校までの道標も教えてもらえました。

「この先どうすればいいの?」「再登校なんて本当にできるの?」と、先のことが見えず不安でいっぱいの状況でしたが、無料相談でこれからの方向性を確認できました。

また、支援を受けてからは日々子どもの様子が変化して最終的には主体的に再登校してくれました。

 

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