フリースクールに通うと出席扱いになる?単位認定の条件や卒業後の進路を解説!
「フリースクールに通うと学校の出席扱いになるって本当?」
「出席扱いにするにはどんな条件があるの?」
お子さんが不登校になったとき、学校の出席日数確保に向けて、フリースクールを検討するご家庭は少なくありません。確かに小学生・中学生は、条件を満たせば在籍校の出席扱いとなります。
ただし、出席日数を確保しても、不登校を解決していないままだと高校受験の選択肢が限られるなど、知っておくべきこともあります。
こちらの記事では、フリースクールの出席扱いについて詳しく解説します。
息子の不登校を根本解決してきた私の経験を通し、不登校解決につなげる方法も踏まえながら、以下のトピックをお話しさせていただきます。
- フリースクールで出席扱いになる条件
- フリースクールに通い出席扱いになった場合のメリット
- フリースクールとは|出席扱いになる場所・ならない場所
- フリースクール卒業後の進路
- 出席扱いになりやすいフリースクールの選び方
- 出席扱いになるフリースクールを利用するデメリット
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1. フリースクールで出席扱いになる条件
引用:文部科学省「令和5年度児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果」
文部科学省のデータによると、令和5年度の不登校の中学生は216,112人に及び、6.7%のお子さんが学校に行けていません。
年々不登校の子どもが増えていることもあり、文部科学省では学校外の教育機関を利用した出席認定制度を定めています。
学校とは異なる民間の教育機関であるフリースクールに通いながら、在籍校の出席日数が確保できるようになったということです。
ここでは、フリースクールが出席扱いになる条件を詳しくまとめています。
1-1. 文部科学省の定めた条件
文部科学省が定めた条件は、以下の通りです。
- 保護者と学校の間に十分な連携・協力関係が保たれていること。
- 当該施設は教育委員会等が設置する教育支援センター等の公的機関であること。ただし、公的機関の通学が困難で保護者と本人の希望がある場合、校長に適切と判断されれば民間の相談・指導施設も考慮される。
- 当該施設に通所または入所して相談・指導を受ける場合を前提とする。
- 学校外の施設で行われた学習内容が、在籍校の教育課程に適切と判断された場合。
引用:文部科学省「義務教育段階の不登校児童生徒が学校外の公的機関や民間施設において相談・指導を受けている場合の指導要録上の出欠の取扱いについて」
複数の条件がありますが、基本的には学校長がフリースクールでの学習内容を確認し、在籍校の学習内容と相違がない場合に許可されるということです。
フリースクールに通っているからといって、必ずしも出席扱いにはなりません。
フリースクールは、学習よりもお子さんへの居場所の提供を目的としていることが多いです。学習時間が少ないフリースクールのとき、学校長からの許可が降りないこともあります。
1-2. フリースクールと学校の連携が必須
フリースクールに通いながら在籍校の出席日数を確保するためには、学校との連携が欠かせません。親御さんが先生に状況を相談していることはもちろん、フリースクールと学校とのやりとりも必要です。
お子さんがどんな勉強をしたのか、現在の理解度はどの程度かなど、先生や校長が判断できるレポートの提出も、求められる場合があります。
フリースクールを選ぶときに、協力してもらえるのかを相談しましょう。
1-3. ICTを活用した学習活動でも出席扱いになる
フリースクール以外でも、ICTを活用した通信教育を利用することで、出席日数を確保できます。
文部科学省が提示した条件は、以下の通りです。
- 保護者と学校との間に十分な連携・協力関係が保たれていること。
- ICTを活用した学習活動とは、コンピュータやインターネット、郵送、FAXを活用した学習活動であること。
- 継続的な訪問等による対面指導が行われることを前提とすること。
- 当該児童生徒の学習理解度を踏まえた適切な学習プログラムであること。
- 校長は、当該児童生徒に行われる対面指導や学習活動について十分に状況を把握すること。
- ICT等を活用した学習活動を出席扱いとするのは、基本的には当該児童生徒が学校外の施設で相談・指導を受けられないような場合であること。なおかつ、対面指導が適切に行われることを前提とする。
- 学習成果を評価に反映できるのは、学校の教育課程に照らし適切と判断された場合であること。
ICTを活用した学習活動も、同様に学校長が認めているのが条件です。在籍校と同じ学習カリキュラムを採用している通信教育は多く、学習の進捗や理解度などを定期的にレポート提出してくれます。
そのため、出席日数を確保することが目的なら、フリースクールよりも通信教育の方が実績も多いです。
2. フリースクールに通い出席扱いになった場合のメリット
2-1. 高校受験の調査書に記載できる
出席扱いの一番大きなメリットは、調査書に記載できることです。多くの中学生は、高校受験を検討しています。
全日制の公立高校では、中学校3年間の欠席日数が30日以上の場合、合否の際の審議の対象となるとされています。つまり、合格に十分な学力があったとしても、欠席日数が多いことが理由となり、不合格になる可能性もあるということです。
私立高校は、融通をきかせてくれるところもありますが、全日制の場合は、30~45日程度の欠席と定めていることが多いです。
フリースクールで在籍校の出席扱いになると、欠席日数を減らすことができるため、お子さんにとってメリットは大きいでしょう。
ただし、公立高校の受験は内申点(通知表の評価)とテストの点数の合算で合否が決まるものです。フリースクールで出席日数を確保しても、学校の授業を受けていないので、先生が評価を付けられず、内申点は0点となります。
フリースクールで出席扱いになっても、受験が不利であることは変わりません。
不登校YouTuberのゆたぼんさんが、フリースクールを利用しながら公立高校受験に挑戦しましたが、結果が不合格だったと公表していました。他の受験者と比較して、内申点が低かったからだと考えられます。
お子さんの将来の選択肢を広げる1番の方法は、不登校を解決して、少しでも早く在籍校へ復学することです。
2-2. 交通機関の通学定期の申請ができる
フリースクールで出席扱いになると、交通機関の通学定期を申請できます。フリースクールは民間の教育機関なので、定期を購入する場合は通学定期ではなく、一般定期です。
しかし、学校長に認められることで通学定期の申請が可能になります。
フリースクールまで電車やバスなどの公共交通機関を利用している場合は、申請してみましょう。申請に必要な書類は学校長が発行することになるので、事前相談は必要です。
3. フリースクールとは|出席扱いになる場所・ならない場所
ここでは、フリースクールの基本情報をまとめています。
3-1. フリースクールとは
フリースクールとは、平日9時から15時頃に開校する民間の教育機関です。
学校に通えない不登校の子どもの新しい居場所となる場所であり、各都道府県に複数あります。
スクールという名称がついているものの、公的に認められた学校ではありません。
文部科学省の定めている学習指導要領に基づいた授業を実施する必要がないため、日々の活動内容は、各施設によってさまざまです。
学習時間は1時間程度の自習で、あとは課外活動となるケースも多いです。
3-2. フリースクールの種類
フリースクールには、大きく分けて5つのタイプがあります。
子どもが安心して過ごせる新しい居場所になるフリースクール
一番多いフリースクールが、お子さんにとって新しい居場所となるフリースクールです。
不登校のお子さんは、様々な理由で学校に行きたくない、学校に居場所がないと思っていることが多いです。そんなお子さんが伸び伸びと過ごせ、自分らしくいられる場所を提供してくれます。
活動内容は勉強よりもグループワークが中心です。友だちと同じ調べものをしたり、ハイキングなどの課外活動をしたり、人との関わり方を学べます。
在籍校への復学を目指し勉強中心のフリースクール
元の学校へ復学することを目的としたフリースクールもあります。お子さんとの面談を通してメンタルケアを行い、学校のカリキュラムから遅れないように学習管理してくれる場所です。
復学したときの準備はできますが、不登校の根本解決を目指した支援はしていないため、必ずしも復学できるわけではありません。
やりたいこと・長所を伸ばすフリースクール
お子さんがやりたいこと、得意なことを伸ばすフリースクールも多いです。
スポーツが得意ならスポーツを、ゲームが好きならゲームをさせてくれます。お子さん自身がやりたいことを決めて、それを実行することが目的です。
自由度が高いため、元の学校への復学のハードルが上がりやすいです。
自宅に訪問してくれるフリースクール
家から出られない状況のお子さんには、自宅訪問型のフリースクールもあります。
指導員が自宅にやってきて、お子さんに直接支援を提供するタイプです。自宅からでなくてよいのでお子さんの負担は少ないですが、第三者の介入を嫌がるお子さんもいますので利用する際は慎重に進めましょう。
共同生活で社会性を身に着けることを目的としたフリースクール
全寮制のフリースクールも全国にいくつかあります。
朝起きるところから他人と共同生活を送ることで、社会性を身に着けることを目的としています。親御さんの元を離れるリスクはありますが、共同生活を通して学ぶことも多く、立派に成長した姿を見られるかもしれません。
3-3. 対象年齢は小学生・中学生
フリースクールは小学生・中学生が対象です。フリースクールは公的な学校ではないので卒業資格を与えられません。そのため、在籍校に通いながらフリースクールを利用しなければならないため、フリースクールは小学生・中学生が対象です。
高校生のフリースクールは、通信制高校に通いながら利用する「通信制サポート校」となります。
3-4. フリースクールの費用相場|入学金・月額費用
フリースクールを利用する場合は、費用が掛かります。
民間の教育機関なので、学習塾に近い形態です。費用は全額ご家庭負担となります。
フリースクールでかかる費用相場は、以下の通りです。
入学金 | 53,000円程度 |
会費・授業料 | 月33,000円程度 |
フリースクールに1度通うと、学校とは違う自由な環境に慣れてしまって、元の学校への復帰が難しくなります。結果的に、フリースクールに長期的に通うことになってしまい、決して安くはない金額を支払わなければいけなくなります。
フリースクールを探すよりも先に、不登校を解決し学校復帰を目指せる支援先の利用を先に検討したほうが、費用面でのメリットは大きいでしょう。
3-5. 卒業資格は得られない
フリースクールは公的な学校ではありません。毎日通ったとしても卒業資格は得られません。
あくまで、在籍している小学校・中学校のサポートが目的。卒業資格は在籍校からもらえます。
3-6. フリースクール・サポート校・適応指導教室の違い
フリースクールについて調べていると、サポート校、適応指導教室などが出てくるでしょう。それぞれの違いについてこちらで簡単にまとめました。
フリースクール | サポート校 | 適応指導教室 | |
対象年齢 | 小学生 中学生 | 高校生 | 小学生 中学生 |
目的 | 不登校のお子さんの居場所になる | 通信制高校を卒業できるようにサポートする | 在籍校への復学を目的としている |
支援元 | 民間企業 | 民間企業 | 教育委員会主導 |
卒業資格 | 無し | 無し | 無し |
費用 | 有料 | 有料 | 無料 |
サポート校は、不登校のお子さんが通信制高校に通う場合、学力面や学習管理の面でサポートしてくれる場所です。通信制高校は面接や作文だけで入学できる高校ですが、3年間で卒業できない生徒も少なくありません。3年間で卒業できるように勉強するスペースの提供、メンタルケア、学習管理などを行います。
適応指導教室は、教育委員会が全国の市町村に設置しているもので、学校に行きづらいと感じているお子さんが「学校に通う練習」をできるところです。
ただ、始業時間が学校よりも遅く、少人数制です。また、毎日通うことが当たり前ではなかったり、自習タイムが多かったりと、実際の学校とは大きく異なります。
実際の学校生活とギャップはあるため、適応指導教室に無理なく通えたからと言って、学校復帰できるとは限りません。
4. フリースクール卒業後の進路
不登校のお子さんの中学卒業後の進路は、高校進学率 85.1%であると文部科学省のデータからわかります。ただし、その後の高校中退率 が14.0%であることにも着目しなければいけません。
フリースクールや外部の教育機関を利用して高校に進学したとしても、不登校が根本的に解決していないと高校や大学、就職後も「通えない」というハードルが生じてしまいます。
フリースクール卒業後の進路について、以下にまとめます。
4-1. 通信制高校へ進学
フリースクールに通っているお子さんの多くは、通信制高校に進学します。学習よりもお子さんがストレスなく通える居場所になることを目的としているので、受験できる学力が備わっていない子どもが多いためです。
通信制高校であれば面接と作文だけで入学できます。また、オンラインコースであれば学校に通うスクーリングの回数も年4~5回なので、不登校のお子さんでも通いやすい環境です。高校卒業の資格も得られるので、利用するお子さんが増えています。
しかし、通信制高校は入学は簡単でも3年間で卒業することが非常に難しいです。5年以上かけて卒業するお子さんもいるということは念頭に置いておきましょう。
4-2. 就職
高校に進学せずに、就職するお子さんも少なくありません。
過去に不登校だったお子さんの就職先については、文部科学省の調査によると、
- 正社員・・・9.3%
- パート・アルバイト・・・32.2%
- 家業手伝い・会社経営・・・3.4%
となっています。
高校へ進学せずに無理のない範囲でアルバイト、パートをしているお子さんが多いようです。
5. 出席扱いになりやすいフリースクールの選び方
注意しなければいけないのが、すべてのフリースクールが出席扱いになるわけではないということです。フリースクールによっては学習をほとんどせず、ハイキングや自然体験を中心に過ごす場所もあります。そういった場所では、出席日数を確保することは難しいでしょう。
在籍校と同等か同じようなカリキュラムでの学習をしていることが前提になるので、出席扱いになるフリースクールの選び方についてまとめました。
5-1. 在籍校に相談する
まずは学校に相談してみましょう。学校と連携しているフリースクールや、過去にやりとりのあったフリースクールを聞ける可能性があります。
また、お子さんのことをよく知ってくれているのは担任の先生なので、どういったフリースクールが向いているかなどを相談できれば、失敗せずに選べるかもしれません。
5-2. 「NPO法人フリースクール全国ネットワーク」を利用する
NPO法人フリースクール全国ネットワークは、2001年から始まったサービスです。フリースクールと不登校のお子さんの橋渡しになることを理念にしていて、フリースクールの情報が一覧で確認できます。
過去に出席扱いになった経験があるフリースクールを検索できるため、フリースクールを選ぶときに活用できます。
5-3. フリースクールに問い合わせる
学習目的、復学目的のフリースクールであっても、出席日数として認められるかどうかはわかりません。学校と連携してくれるか、過去に実績があるかということは事前に確認しておきましょう。
6. 出席扱いになるフリースクールを利用するデメリット
フリースクールはお子さんにとって居心地がよい場所です。
しかし、フリースクールに通ってしまうことで起きるデメリットもありますので、ご紹介します。
6-1. 出席扱いになっても高校受験は有利にならない
前述のとおり、出席扱いになるフリースクールに通い、お子さんの出席日数が確保されたからといって、お子さんの受験は有利になりません。
出席日数はあくまでスタートラインです。
高校受験に合格するためにはそれ相応の学習が必要です。また、公立高校の場合は内申点とテストの合算で合否が決まるため、授業を受けていないお子さんの内申点は0点となります。
出席日数にこだわっても、受験自体が有利になるわけではないということを念頭に置いておきましょう。
6-2. 社会復帰が遠のく
フリースクールによって目的は様々ですが、在籍校と比較するとどこもルールは緩いです。登校時間はある程度決められていますが、遅刻や早退についてとがめられることもありません。宿題はありませんし、服装や髪色も自由です。
フリースクールの自由な雰囲気に慣れてしまうと、在籍校への復学は厳しくなっていきます。
結果的に、社会復帰が遠のいてしまうお子さんも多いです。
6-3. 不登校の根本解決にならない
フリースクールに通っても、出席日数が確保できても、お子さんの不登校の根本解決にはなりません。
お子さんが高校に進学した先には、大学進学・就職という未来が待っています。
不登校の根本解決をしなければ、大学や職場に毎日通うことは難しくなってしまうでしょう。
フリースクールを検討している親御さんの本心には「いつか元の学校に戻ってほしい」「高校、大学に進学して、就職してほしい」という気持ちがあるのではないでしょうか。
その場合は、フリースクールよりも先に不登校専門家の利用をおすすめします。
息子が不登校になったとき、不登校の早期解決に力を入れているスダチを利用しました。
スダチは、不登校の早期解決・根本解決に向けて支援を提供する不登校専門機関で、支援したお子さんの約9割が平均3週間で再登校を果たしているそうです。
不登校の根本原因をたどると、お子さんの自己肯定感の低さや、親子関係につながることが多いです。スダチでは、この根本原因の解決に向けて、私たち親を介して子どもを支援していくことが特徴です。
子どもの様子を毎日ヒアリングしてくれ、その時のお子さんにあった声かけ・接し方を具体的な内容でフィードバックしてもらえました。私自身の考え方が変わっていくのを感じて、それと同時に息子にも変化が現れました。
正しい親子関係を築ければ、子どもは私たち親を信頼してくれます。信頼している親から正しいポイントで褒められることで、子どもの自己肯定感が育まれます。子どもとどう接したらいいかわからなかった私ですが、スダチの支援を受けると息子との会話が弾み、息子の表情もみるみる明るくなっていきました。
最終的に、息子は自分から「学校に行く」と言って、元々通っていた学校に再登校を果たしました。私の方が心配していましたが、息子は現在も元気に学校に通っています。部屋に閉じこもって会話もままならなかった時の息子が大きく変わったのは、スダチに相談したからだと感じています。
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7. フリースクールの出席扱いについてよくある質問
7-1. フリースクールは出席扱いになる?
一部、出席扱いになるフリースクールがあります。
文部科学省が定めた条件を満たしていて、学校長から認定された場合に出席扱いとなります。
7-2. 出席扱いの基準は?
文部科学省が定めた条件は、以下の通りです。
- 保護者と学校の間に十分な連携・協力関係が保たれていること。
- 当該施設は教育委員会等が設置する教育支援センター等の公的機関であること。ただし、公的機関の通学が困難で保護者と本人の希望がある場合、校長に適切と判断されれば民間の相談・指導施設も考慮される。
- 当該施設に通所または入所して相談・指導を受ける場合を前提とする。
- 学校外の施設で行われた学習内容が、在籍校の教育課程に適切と判断された場合。
引用:文部科学省「義務教育段階の不登校児童生徒が学校外の公的機関や民間施設において相談・指導を受けている場合の指導要録上の出欠の取扱いについて」
お子さんの状況や学校の状況によって判断基準は様々です。まずは学校に相談し、密に連携を取っていきましょう。
7-3. 適応指導教室は出席扱いになるのですか?
適応指導教室は出席扱いになります。教育委員会が運営しているため、学校との連携も密に行ってくれますし、学習内容も学習指導要領に沿って進めます。
人数の少ない学校という雰囲気ですが、お子さんと相談してフリースクールよりも先に利用を検討してみてもよいかもしれません。
8. まとめ
一部のフリースクールでは、在籍校での出席扱いになるということがわかりました。
しかし、出席扱いになるフリースクールを選んでも、卒業後も同じように過ごせるとは限りません。大学進学や就職すると、お子さんは週5日通学通勤しなければなりません。
これを踏まえると、出席扱いになるフリースクールに通うことは一時的な対処に過ぎず、お子さんの抱える問題の根本解決にはつながらないでしょう。
お子さんの将来を本当の意味で考えると、不登校の根本解決は必要です。
なぜ通えなくなってしまったのか、自分自身と向き合う時間を作らなければ、お子さんの将来を広げていくことは難しいかもしれません。
不登校のお子さんのことで悩まれている親御さんは、一度スダチに相談してみませんか?
初回の無料相談の段階で、子どもの状況を相談できた具体的なアドバイスを貰えます。不登校を解決するための道筋も提案してもらえて、頭の中がすっきりしました。
困っていること、悩んでいることを相談するだけでも心が軽くなります。無料相談とは思えないほどたくさんのアドバイスを貰えて、大変参考になりました。
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