不登校のお子さんを支援・サポートするサービスおすすめ6選|選び方や費用・利用時の注意点も紹介

学習塾

「不登校のお子さんが利用できる支援サポートのサービスを知りたい」
「不登校のお子さんを支援・サポートしてくれるサービスはどんな観点から選べばいい?」

不登校のお子さんへ支援を提供する機関は、公的・民間それぞれで存在しています。

また、それぞれの支援先によって、「お子さんへ再登校を促す」「お子さんの気持ちの負担を軽くする」など方向性や目的が異なります。

こちらの記事では、小学生の息子の不登校を根本解決してきた私の経験を通し、不登校解決につなげる方法も踏まえながら、以下のトピックをお話しさせていただきます。

  • 不登校のお子さんを支援・サポートするサービスの種類や特徴
  • 不登校のお子さんを支援・サポートするサービスの選び方
  • 不登校のお子さんを支援・サポートするサービス6選
  • 不登校のお子さんを支援・サポートするサービスのメリット・デメリット

お子さんに最適な支援先を選びたいとき、不登校を解決していきたいときの参考になりましたら幸いです。

ちなみに、私は平均3週間で不登校を解決する支援を提供する『スダチ』を利用して息子の不登校を解決しました。

お子さんへ直接支援を提供せず、私たち親を介して子どもの様子を毎日ヒアリングして、接し方、具体的な声かけをフィードバックしてもらえました。

親から子どもへ毎日長時間に渡ってアプローチできたので、息子の様子が日々変化し、最終的には主体的に再登校を果たしてくれました。

オンライン無料相談にて、お子さんの現状を伝えると、再登校に向けた具体的な道標やアプローチ方法を教えてもらえます。

子どもの不登校を経験した先輩ママとしておすすめできる支援先なので、気になる方は一度公式ホームページをチェックしてみてくださいね。

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1. 不登校の子どもに必要な支援・サポートとは?

不登校のお子さんに必要な支援は、大まかに以下の5つがあります

  • 心理的支援
  • 教育的支援
  • 社会的支援
  • 医療的支援

上記に加えて、不登校のお子さんを抱えているご家族に対する支援も求められます。

これらの支援を自力ですべて担うのは非常に困難なので、公的・民間による支援を積極的に受けることが大切です。

1-1.文部科学省による不登校支援の考え方

文部科学省では、不登校児童生徒への支援のあり方について、「学校になじめない要因の解消に努めるだけでなく、社会的な自立へ向けて進路の選択肢が広がるような支援も必要である」という考えを示しています。

つまり、学校に再び登校するという結果だけを求める支援だけではなく、生徒が自ら進路を主体的に捉え、社会的な自立を目指していけるような支援をお子さんに対して提供していく方向です。

参考:文部科学省「「不登校児童生徒への支援の在り方について(通知)」令和元年10月25日」

こちらを踏まえると、不登校のお子さんに対して学校は積極的に再登校を促さない場合もあるとわかります。

息子が不登校のときもそうでしたが、学校の先生は息子の様子を伺うために定期的に親へ連絡をくださいますが、息子と無理に会おうとしたり、学校に来るよう強く働きかけたりはしませんでした。

「不登校を解決して再登校してほしい」と望む場合には、再登校に向けたアプローチを実施してくれる支援先を利用していく必要があります。

2. 不登校のお子さんに対する支援・サポートの種類

最近では公的機関だけでなく、民間機関においても、不登校のお子さんに対する支援・サポートが広く提供されています。

ここからは、不登校のお子さんに対する代表的な支援・サポートを、公的機関によるもの、民間機関によるものに分けて、順番に紹介します。

2-1. 公的支援

まずは、不登校のお子さんに対して支援・サポートを提供する公的機関には、以下のようなものが挙げられます。

  • お子さんが在籍している学校
  • 教育支援センター(適応指導教室)
  • 教育相談所(教育相談室)
  • 児童相談所(児童相談センター、児童家庭支援センター)
  • 精神保健福祉センター
  • ひきこもり地域支援センター
  • 発達障害者支援センター

それぞれの支援・サポートの特徴について、順番に解説します。

2-1-1. お子さんが在籍している学校

不登校のお子さんの支援を考えるにあたっては、学校側との連携が欠かせません。教育と福祉の知見を用いて、さまざまな悩みや困難を抱える生徒と家族の相談を聞いてくれるほか、学校の枠を超えて関係機関と連携しながら支援してくれます。

学校では、具体的に担任教師のほか、スクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカーなどに相談するのが基本です。

スクールカウンセラーは、公認心理師や臨床心理士など、心理学の専門知識を持っています。一方、スクールソーシャルワーカーは、社会福祉士や精神保健福祉士の資格を持ち、社会福祉の専門性を有している専門家です。

お子さんからすると、家族や教員には話しづらいことも、スクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカーならば話しやすいと感じることがあります。

特に心理面でのサポートが必要なお子さんには、これらの専門家によるカウンセリングを受けることをおすすめします。教員とは異なる視点からアドバイスを提供してもらえるので、お子さんの問題解決に役立つでしょう。

ただし再登校に向けたアプローチが積極的ではないケースもあります。

2-1-2. 教育支援センター(適応指導教室)

教育支援センターは、主に小中学校を長期で休んでいるお子さんのために、学籍のある学校とは別の場所に教育委員会等が用意した公的機関です。一部、高校生を受け入れているところもあります。

市町村や都道府県の教育委員会などによって設置されているもので、文部科学省のデータでは全国に1142ヶ所あります。

活動内容は施設によってさまざまですが、学習支援・社会体験・自然体験・調理・スポーツなどがあり、学習支援はほとんどの施設で個別での指導が実施されています。

参考:文部科学省「「教育支援センター(適応指導教室)に関する実態調査」結果」

2-1-3. 教育相談所(教育相談室)

教育相談所は、都道府県や市区町村が設置している施設です。

不登校・いじめ・友達関係・集団不適応・情緒不安定・学業不振・怠学・進路の適性・子育ての悩みなど、教育に関するさまざまな悩みや問題についての相談に応じています。

2-1-4. 児童相談所(児童相談センター、児童家庭支援センター)

児童相談所は、18歳未満のお子さんに関するさまざまな悩みの相談に対応しています。相談内容は、子育ての悩み・しつけ・虐待・発達障害・お子さんの行動上の悩みなど多岐にわたっています。

相談を受けるスタッフは、児童福祉司・児童心理司・医師・保健師などお子さんの悩みを解決するうえで活躍する専門家です。

児童相談所で実施している支援・サポートの内容としては、主に以下のとおりです。

  • 相談に対する助言
  • 専門スタッフによる継続的な援助
  • 緊急に保護を要する場合の一時保護
  • ボランティアの派遣

例えば、家に閉じこもりがちなお子さんに対して、お兄さんお姉さん世代に当たる年代のボランティアの派遣を相談・依頼することも可能です。

2-1-5. 精神保健福祉センター

精神保健福祉センターは、精神保健福祉法にもとづいて、全国の都道府県に設置されています。地域住民の心の健康に関する相談に対応し、支援を行っています。

例えば、お子さんが不登校になっている理由として、精神疾患や発達障害の可能性が疑われることがあります。とはいえ、すぐに医療機関を受診することにハードルを感じることもあるでしょう。

そんなとき、精神保健福祉センターで相談を受けることがおすすめです。専門のスタッフが、心の健康に関する様々な悩みに対して助言やサポートを提供しています。

2-1-6. ひきこもり地域支援センター

ひきこもり地域支援センターは、ひきこもりの問題に特化した相談に応じている公的機関です。全国の各都道府県や指定都市に設置されており、現在98カ所が存在します。

このセンターでは次のような支援を提供しています。

  • ひきこもりに関する専門的な相談受付
  • 自立支援を目的としたひきこもり支援コーディネーターによるサービス
  • 講演会や研修会の開催

また、他の関連機関と連携を取りながら、ひきこもりのお子さんへの支援を行う中心的な役割を果たしています。

参考:厚生労働省「「ひきこもり地域支援センター」の設置状況リスト(47都道府県+20指定都市+18市区町村)」

2-1-7. 発達障害者支援センター

発達障害者支援センターは、都道府県・指定都市・社会福祉法人・特定非営利活動法人(NPO)などが運営しており、全国で97ヵ所に設置しています。発達障害者支援センターでは、発達障害のある方やその家族に対してサポートを提供しています。

具体的には、以下のような支援・サポートが受けられます。

  • 日常生活や社会生活、学校や就労での困りごとに関する相談
  • 発達障害に関する情報提供、講演会、研修会の開催

各センターで提供されるサポート内容は異なる場合がありますので、詳細についてはお住まいの地域にあるセンターに直接お問い合わせいただくことが大切です。

2-2. 民間支援【不登校のお子さんを支援・サポートするサービス】

不登校のお子さんを支援・サポートするサービスを提供する民間機関には、以下のようなものが挙げられます。

  • 民間のカウンセリング施設
  • フリースクール
  • 学習塾・家庭教師

それぞれの支援の特徴を順番に解説します。

2-2-1. 民間のカウンセリング施設

最近では、不登校のお子さんに対する支援を手がけている民間団体も多くあります。数多くの不登校支援を解決し、ノウハウを持っている組織も多いので、カウンセリングを受けてみるのも良いでしょう。

カウンセラー資格の種類・カウンセリング形態・支援の範囲などは団体によりさまざまですが、お子さんや保護者の方が自分自身の力で立ち直っていくきっかけをつくったり、気持ちや考え方を整理していったりするサポートを提供してもらえます。

私の家庭では、不登校を根本解決し再登校に向けた支援を実施するスダチを利用しました。

2-2-2. フリースクール

フリースクールとは、不登校のお子さんが、小学校・中学校・高校の代わりに過ごす場所です。通っている学校の校長先生に認められれば、フリースクールでの登校が、学校の登校として認められるケースもあります。

フリースクールも、運営団体によって、理念や活動内容はさまざまです。基本的には学習活動や教育相談、体験活動などを提供しています。

ただしフリースクールは、お子さんに居場所を提供し心の支えにはなりますが、お子さんの行きたいときに行って好きなことをして過ごせるケースが多いです。

一般的な学校の生活と仕様が大きく異なってしまうため、もしも再登校を目指していらっしゃるのであれば、通うことはあまりおすすめできません。

お子さんが再登校する際に、フリースクールでの生活と大きなギャップを感じて再登校が難しく感じてしまうためです。

「この先も子どもが負担なく所属できる場所で所属してくれればいい」「再登校を目指してなくて居場所、心の支えがほしい」その場合の選択肢となります。

2-2-3. 学習塾・家庭教師

学習塾・家庭教師は、いずれもお子さんが自分のペースで教育を受けられるサービスです。

学習塾の中には、人間関係や学習における困りごとなどで不登校になったお子さんを対象に、学習や自立のための学びを提供しているところもあります。「登校はまだできないものの、学習塾には通えている」というお子さんも多いです。

また、家庭教師であれば、自宅に来てもらえますので、支援を受けるハードルがさらに低くなります。家から出ることが難しいという場合には、家庭教師を利用すると良いでしょう。

3. 不登校のお子さんを支援・サポートするサービスを受けるメリット・デメリット

不登校のお子さんを支援・サポートするサービスには、メリットだけでなくデメリットもあるので、双方を知ったうえで利用するかどうか決めることが大切です。

本章では、不登校のお子さんを支援・サポートするサービスを受けるメリット・デメリットについて、順番に取り上げます。

3-1. メリット【おすすめの理由】

まずは、不登校のお子さんを支援・サポートするサービスを受ける代表的なメリットとして、4つの内容をピックアップし紹介します。

3-1-1. 専門的支援により問題解決をサポートしてくれる

お子さんが不登校になるきっかけは人それぞれで、人間関係やいじめ・学習問題・精神的健康問題などさまざま考えられます。

お子さん自身なぜ学校へいけないのかわからず、解決策が見つからないご家庭も多いことと存じます。

お子さんの不登校事情に詳しい専門家から支援・サポートを受けることで、お子さんが抱えている問題を理解し、解決につなげていくことが可能です。

また、不登校の根本解決に向けた支援を提供する支援先ならば、これまでのノウハウや知見を生かし再登校に向けて現在のお子さんに必要なサポートを提供してくれます。

3-1-2. ストレス管理や感情調整などのサポートでお子さん・親ともに心理的に安定する

不登校になったお子さんは、学校でのつらい経験と、みんなと同じように学校へいけない自分を情けなく思い、自己肯定感が下がりきり気持ちも落ち込んでいる状況です。

専門家から不登校支援を受けることで、カウンセリングなどを通しつらい気持ちを軽減し前へ進むことができます。

また、お子さんが不登校になったとき、この先どうしたら良いのかわからず、親御さんは大きなご不安を抱えていらっしゃるものです。専門家からのカウンセリングや心理療法を通じて、親御さんのストレスも軽減していくことができます。

3-1-3. 学校に行けなくとも教育機会が得られる

不登校になると、どうしても学習に遅れが出てしまいます。小学生の低学年くらいであれば自主学習で対応できることもありますが、授業内容が高度になるにつれて自習だけでは間に合わなくなります。

フリースクールや学習塾などの教育支援を利用することで、学校へ行かなくても教育を受けられ、復帰した際にもスムーズに授業に馴染みやすくなるでしょう。

3-1-4. 社会的なつながりを形成、維持できる

不登校のお子さんは、学校の友人やクラスメートとの社会的なつながりを失くしてしまうおそれがあります。

不登校支援を利用することで家族以外の人と交流を持つことができるため、お子さんにとって社会的なつながりができます。

中には思い切って留学をして、新しい社会とつながりをお子さんもいらっしゃいます。詳しくは次の記事で解説しました。

3-2. デメリット

続いて、不登校のお子さんを支援・サポートするサービスを受けるうえで問題となりやすいデメリットとして、2つの内容をピックアップし紹介します。

3-2-1. 選んだサービスがお子さんに合わないこともある

不登校のお子さんを支援・サポートするサービスを受ける際の注意点として、その団体の方針や担当者の性格などによって「お子さんに合う・合わない」があるという点が挙げられます。

相談したカウンセラーや支援者が「合わない」と感じた場合も、あきらめずに他の支援機関を探すことが大切です。

3-2-2. 学校に比べて学習レベルが低い場合があるなど

フリースクールでは、通常の学校とは異なり、教育課程が国によって定められた学習指導要領に基づいていないため、学習内容のレベルが一般の学校より低いことがあります。学習指導要領とは、学校教育で教えるべき内容を国が定めた基準のことです。

フリースクールの主な目的は、お子さんの心の安定と精神的なサポートに重点を置いています。お子さんが心理的に安定していないと、学習内容の吸収が難しくなるため、まずは心のケアを優先します。

そのため、フリースクールは学力向上を主目的とする施設ではなく、高度な学習内容を提供することは少ないです。これを理解し、フリースクールを利用する際の期待を適切に設定することが重要です。

3-2-3. 再登校を目指せない場合もある

支援先によって、主要な支援内容はさまざまです。

不登校を根本解決し再登校を目指す支援先は少なく、お子さんへ居場所を提供したり、カウンセリングを通してお子さんのつらい気持ちを軽くしたりするような支援先が多いです。

再登校を目指しているにも関わらず、お子さんへの居場所の提供に重きを置く支援先を選んでしまうと、不登校の根本解決と学校への再登校が遠のいてしまう可能性もあります。

そのため、ご家庭で目指していきたい方向性をしっかり定めたうえで、お子さんにとって適切な支援先を選ぶ必要があります。

4. 不登校のお子さんを支援・サポートするサービスの選び方

ここまでのメリット、デメリットを踏まえて、不登校のお子さんを支援・サポートするサービスを選ぶ際のポイントを3つ紹介します。

4-1. お子さんが安心できる場所か

不登校のお子さんは、大きな不安感を抱えています。人間関係や学習面のつまずきがきっかけとなり自己肯定感が下がり切っているため、新しいチャレンジに臆病になっていることもあるでしょう。

そのため、支援先がお子さんにとって安心できる場所かどうかを考えてあげることが大切です。一度見学に行ってみて、お子さんに合わないと感じたら無理して行かせずに、違う選択肢を探すことをおすすめします。

4-2. 不登校の解決実績が多いか

不登校のお子さんを支援・サポートするサービスを選ぶ際は、不登校のお子さんが抱える問題を解決してきた実績が多いか確認しましょう。

解決実績が多いほど、ご自身のお子さんの問題を解決してくれる可能性が高まるうえに、サービス自体の信頼性も高くなります。

具体的には、年間再登校人数の多いサービスの場合には不登校の解決実績が多いと言えるので、利用する前にチェックしておきましょう。

また先ほどもお伝えしたとおり、お子さんが不登校になってしまうのには、さまざまなきっかけが考えられます。そのため、きっかけの解決を目指すよりも、不登校になった根本的な原因の解決を目指すサービスを選ぶと心強いでしょう。

4-3. 年齢・地域・病気などに制限はないか

支援先によって対象年齢が定められていたり、対面式の場合には通える範囲内であったりすることも選ぶ基準となります。

また、支援先によっては発達障害の傾向のあるお子さんや、メンタルの疾患を抱えているお子さんへの支援を実施していないところもあります。

現状のお子さんが利用できる支援先を厳選してから、その中でご家庭の方針とお子さんの希望にあったサービスを選びましょう。

5. 不登校のお子さんを支援・サポートするサービスおすすめ6選【一覧表付き】

本章では、不登校のお子さんを支援・サポートするサービスのおすすめ6選を一覧比較表付きで紹介します。

サービス・団体名利用がおすすめのお子さん対象年齢費用通学かオンラインか
スダチ今の学校への再登校を目指しているお子さん小学生
中学生
高校生
親御さんに向けたオンライン無料相談を実施中オンライン
※親御さんを介してお子さんへ支援を提供
一般社団法人 不登校支援センター不登校であることに対して不安や自責の感情があるお子さん小学生
中学生
高校生
対面カウンセリング・コーチング100分/回 :16,500円(税込)
※初回は最大100分まで無料
対面サービス
※お子さんが来られない場合、保護者の方のみでも対応可能
オンラインフリースクール TRY部学校以外のつながりがほしいお子さん小学5年生~中学3年生授業料:月額13,000円オンライン
※オフラインの教室「昼TRY部」もある
N高等学校・S高等学校高卒資格の取得を目指しているお子さん高校生授業料:年間63,000円〜
※世帯年収やコースで変動
両対応
※コースにより決定
トライ式中等部高校進学を目指しているお子さん中学生入会金:50,000円
授業料:月額44,000円
両対応
※コースにより決定
キズキ共育塾自分のペースでリラックスして勉強したいお子さん小学生
中学生
高校生
浪人生
社会人
要お問い合わせ
※お子さんに応じた提案、見積もりをしてくれる
両対応
※コースにより決定

それぞれの特徴を詳しくみていきましょう。

5-1. スダチ

【スダチがおすすめの人】

  • 不登校の問題を根本的に解決したい方
  • 今の学校へ再登校してほしい方

1日も早く不登校を解決したい方におすすめのサービスです。

5-1-1. スダチの基本情報

対象年齢 小学生
中学生
高校生
授業料 親御さんに向けたオンライン無料相談を実施中
通学かオンラインか オンライン
※親御さんを介してお子さんへ支援を提供

5-1-2. スダチの特徴

スダチは、不登校の問題を解決するために親御さんをサポートするオンラインサービスです。親子関係やお子さんの自己肯定感など、不登校の根底にある問題の解決に焦点を当てています。親御さんを通じてお子さんに支援を提供することが、スダチの大きな特徴です。

親御さんから毎日お子さんの様子を聞き取り、その情報に基づいて具体的なアドバイスや接し方をフィードバックしています。お子さんと最も長い時間を過ごす親御さんからのサポートにより、お子さんの状態に変化が見られるでしょう。

私の息子も、スダチの支援を受けてからは日々様子が変化していき、最終的にはこちらが促さなくても、自ら再登校してくれました。

スダチを利用した結果、多くのお子さんが平均3週間で学校に戻ることができました。2024年1月時点で、800名以上のお子さんが再登校に成功しているようです。

 

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5-2. 一般社団法人 不登校支援センター

【不登校支援センターがおすすめの人】

  • お子様へのかかわり方にお悩みのご家族
  • 心理検査を活用し、一人ひとりのお子様の状態に合わせた支援を望む方

不登校であることに対して不安や自責の感情があるお子さんにおすすめです。

5-2-1. 不登校支援センターの基本情報

対象年齢 小学生
中学生
高校生
カウンセリング料金 オンライン/対面カウンセリング・コーチング100分/回:16,500円(税込)
※初回無料
対面かオンラインか オンライン、対面から、ご家族のご希望に合わせて選択可能。
※お子様の参加が難しい場合は親御様への支援も可能。

5-2-2. 不登校支援センターの特徴

不登校支援センターでは、心理検査を通じてお子さんの心理状態を詳しく分析します。

この検査は、数値やグラフを用いて心理状態を可視化し、お子様の自己評価回復や、親御様からのかかわり方に活用されます。得られたデータと、専門家の豊富な臨床経験を基に、再登校も含めた今後のカウンセリング方針をカウンセラーが提供します。

また、ストレスを軽減するためのアプローチを行い、心身のケアを通じてお子さんの状態を改善します。適切な登校の刺激を与えることで、再登校を目指す支援を進めていきます。

5-3. オンラインフリースクール TRY部

【オンラインフリースクール TRY部がおすすめの人】

  • 学校以外で人とのつながりを作りたい方
  • フリースクールが近くになくてお困りの方
  • ただ一緒にいてくれる人がほしい方

ずっと家にいて人とのつながりがほしいと感じているものの、学校には行きたくないというお子さんにおすすめです。

5-3-1. オンラインフリースクール TRY部の基本情報

対象年齢 小学5年生~中学3年生
授業料 授業料:月額13,000円
Discordというアプリを使用するのでそのための機材(デバイス)が必要
通学かオンラインか オンライン
※オンラインではない教室「昼TRY部」も
 http://www.dlive.jp/tryb/

5-3-2. オンラインフリースクール TRY部の特徴

オンラインフリースクール TRY部は、お子さんたちのためのオンラインコミュニティです。人気のテレビゲームを通じて、新しい友達と遊べます。また、お子さんたちの話をじっくりと聞いてくれるサポーターもいます。

このオンライン空間は、危険な人がいない安全な環境が保たれており、親御さんも安心してお子さんたちを参加させることが可能です。利用者からは、「以前は暇を持て余していたお子さんが、ここで活動するようになってから元気になった」という喜びの声が寄せられています。

5-4. N高等学校・S高等学校

【N高等学校・S高等学校がおすすめの人】

  • 効率的に高速資格を取得したい方
  • 世界中からネット友達を探したい方

ICTツールを活用し、効率よく高校卒業資格の取得のための勉強をしたいお子さんにおすすめです。

5-4-1. N高等学校・S高等学校の基本情報

対象年齢 高校生
授業料 授業料:年間63,000円〜
※世帯年収やコースで変動
通学かオンラインか 両対応
※コースにより決定

5-4-2. N高等学校・S高等学校の特徴

N高等学校とS高等学校では、「ITとグローバル社会で必要とされる総合力の育成」を目指しています。インターネットと通信制の高校のシステムを利用しており、高校卒業資格の取得だけでなく、さまざまな課外活動やイベントも提供しています。

多様なプログラムの豊富さが魅力の一つであり、そのため多くの生徒から人気を集めています。

5-5. トライ式中等部

【トライ式中等部がおすすめの人】

  • 家から出るのはつらいものの、学習を進めたい方
  • 高校進学を目指している方

まずはできることからスタートし、最終的には再登校を実現したいお子さんにおすすめです。

5-5-1. トライ式中等部の基本情報

対象年齢 中学生
授業料 入会金:50,000円
授業料:月額44,000円
通学かオンラインか 両対応
※コースにより決定

5-5-2. トライ式中等部の特徴

トライ式中等部は、「より多くの中学生の未来を明るく照らしたい」という思いから、生まれた不登校の中学生向けフリースクールです。トライ式中等部の卒業生は、トライ式高等学院や提携校に内部進学できます。

家から出られなくても、自宅にカウンセラーや教師が訪問してメンタルサポートをしてくれるため、自信を回復しながらできることからスタートしていけます。

5-6. キズキ共育塾

【キズキ共育塾がおすすめの人】

  • とにかく自分に合ったサポートを受けたい方
  • 不登校に伴い今までの学習に悩みを抱えている方

自分のペースでリラックスしながら、着実にステップアップしていきたい方におすすめです。

5-6-1. キズキ共育塾の基本情報

対象年齢 小学生
中学生
高校生
浪人生
社会人
授業料 要お問い合わせ
※お子さんに応じた提案、見積もりをしてくれる
通学かオンラインか 両対応
※コースにより決定

5-6-2. キズキ共育塾の特徴

キズキ教育塾は、不登校や中退した生徒、再受験を希望する人たちを対象とした個別指導塾です。各生徒のニーズに合わせた個別指導のカリキュラムを、面談を通じて提案しています。

生徒はオンライン授業や少人数の集団授業を選択することが可能で、講師だけでなく他の生徒とのコミュニケーションも取れます。これにより、学習へのモチベーションを高めつつ、社会性も育めるでしょう。

6. 不登校のお子さんを支援・サポートするサービスを利用する際の注意点

本章では、不登校のお子さんを支援・サポートするサービスを利用する際の注意点として、2つの内容を解説します。

6-1. どこに相談すべきか迷ったらまずは学校を頼る

不登校のお子さんを支援・サポートするサービスを利用する際は、お子さんが在籍している学校と密に連絡を取りながら進めていくことが大切です。

また、「現在、学校に通うことができていないものの、進学はしたい」というお子さんの場合は、学習塾やフリースクールなどを利用することで出席扱いとされるケースがあります。

ただし、すべてのケースで出席扱いとなるわけではないため、条件を満たすために何が必要か、学校に問い合わせて確認することが求められます。

不登校のお子さんや親御さんが利用できる相談先は、次の記事にて解説しています。合わせてご確認ください。

https://futoukou-hikaku.com/elementary/counseling_oya/

6-2. 別室登校などの段階を踏んだ学校復帰は推奨できない

支援先によっては、いきなりもとの学校生活に復帰させることは、お子さんの負担や不安が大きいため避けることを推奨する場合もあります。その中で、保健室や図書室で過ごす「別室登校」や、午前中だけの登校などを促されることもあるでしょう。

しかし別室登校は、お子さんが通常クラスへ復帰するまでに超えなくてはならないハードルが増えてしまうので注意が必要です。つまり、「別室登校するハードル」と「別室登校に慣れたあとにクラスへ戻るハードル」の2つを超えなければならなくなります。

上記を考えると、最初から通常クラスへの復帰を目指した方が、お子さんの心の負担が少ないです。

実際に、我が子もスダチさんの支援により、別室登校を挟まずに通常クラスへの再登校を目指しましょうと提案を受けました。その時の状態の子どもを見ると、「さすがに負担が大きく難しいのでは」と感じながらも、日々スダチさんからの支援を受けていると、子どもが前向きになり自ら行動していくようになりました。

結果として、主体的に通常クラスへの復帰を果たせたので専門家を信頼しアプローチを実施してよかったと思っています。

7. 不登校のお子さんを支援するときに大切なこと

不登校のお子さんを抱えるご家庭では、どのように問題を解決していくべきか、悩むこともあると思います。

本章では、実際にお子さんの不登校を経験した私が感じた、不登校のお子さんを支援するときに大切なこととして、3つの内容を紹介します。

7-1. 積極的に支援を受ける

お子さんが不登校になっている問題に対して抱え込まず、積極的に支援を受けることが大切です。

不登校の解決に向けた支援を提供する支援先であれば、これまで数々のお子さんの不登校を解決してきた実績やノウハウを持っています。

お子さんに合わせた不登校を解決するための方法や道標を提供してもらえるので、親御さんも前向きな気持ちでお子さんをサポートしていけるはずです。

7-2. お子さんのつらい気持ちを受け入れる

いつも家にいるお子さんを見ていると、心配な気持ちから「サボっているだけなのではないか?」「頑張れば登校できるのではないか?」と思ってしまうことがあります。

しかし、お子さん自身、不登校のきっかけとなった出来事に深く傷ついており、学校へ行けないことで親へ迷惑をかけていると自分自身を責めてしまっています。

そのため、まずは「学校へ行きなさい」と声をかける前に、お子さんのつらい気持ちを受け入れて認めてあげることが大切です。

お子さんは、これまでつらい思いをしながらも学校へ通って頑張っていたはずです。こうした、お子さんが抱えているつらい気持ちに目を向けて、声をかけてあげることが大切です。

気持ちを受け入れて認めてくれる親がいると、お子さんは安心します。そして、徐々にですが、再登校に向けて前へ進むための気持ちの土台ができあがっていくものです。

7-3. 親子関係の見直しとお子さんの自己肯定感を育てる

お子さんが不登校になったことを機に、親子関係の見直しを行うことも大切です。具体的には、以下のようなことを意識して行うことをおすすめします。

  • お子さんの行動している過程にいつも目を向けてたくさんほめる
  • ダメなことはダメだと、毅然とした態度で教える
  • 日常のあいさつ、スキンシップを大切にする

いつも良いところに目を向けてくれて、ダメなことはきちんと教えてくれる親のことを、お子さんは信頼していくようになります。信頼できる親からたくさん褒められることで、お子さんの自己肯定感はどんどん育っていくものです。

信頼できる親の存在を感じながら自己肯定感が育つと、以下のような気持ちが芽生えるようになり、再登校に向けて前へ進み始めていけるようになります。

  • この親がいるから、自分なら何があっても大丈夫
  • 学校の問題も自分なら解決できるかも
  • 学校で抱えていた問題は意外と大したことではなかったかも

8. 不登校のお子さんを支援・サポートするサービスについてよくある質問

最後に、不登校のお子さんを支援・サポートするサービスの利用を考えている方からよく頂く質問と、その回答をまとめました。

8-1. 不登校支援で何ができますか?

支援先によって内容が異なりますが、大まかに以下のパターンに分かれます。

  • 心理的なサポートのためにカウンセリングを実施する
  • お子さんに向けて居場所や学習支援を提供する
  • 不登校解決を目指し親子に向けて支援を提供する

気持ちの負担を軽くする支援や、居場所や学習支援の提供の場合、積極的に再登校に向けたアプローチは実施してもらえません。

お子さんに再登校してほしい場合には、スダチさんなどの不登校解決に向けた支援を提供するサービスを選ぶことが大切です。

不登校支援の選択肢は、次の記事でも紹介しています。

不登校専門家おすすめ16選!評判の良い専門家の見つけるコツ【一覧比較表つき】

8-2. 不登校のスダチはいくらですか?

スダチさんでは、オンラインでの無料相談を実施しています。無料相談を受講していただき、支援方法や方針などご納得いただけた方に、具体的な費用をお伝えしているようです。

8-3. 不登校になりやすい母親の特徴は?

お子さんが不登校になりやすい母親の特徴としては、主に以下のようなものが挙げられます。

  • お子さんに対して過干渉である
  • お子さんを怒りすぎる、甘やかしすぎる
  • お子さんへの興味が無さすぎる
  • お子さんにルールを課しすぎる

上記のような行動に心当たりがある場合、お子さんの自己肯定感が下がりやすく不登校になりやすいため、母親としては控えてあげてください。

8-4. 不登校の支援を受ける際に費用はいくらかかる?

調査した6つの不登校の支援・サポートのサービスにかかる相場費用は、月3万円ほどです。

ただし、不登校の支援を受ける際にかかる費用は、支援方法や方針など、個々のケースによって大きく異なるため、あくまでも参考程度に考えておきましょう。

8-5. 不登校の支援を受ける際に補助金はもらえる?

不登校の支援を受ける際、補助金がもらえるケースもあるようです。

例えば、東京都では、フリースクールを利用する不登校の小中学生を対象に、1人あたり年間最大24万円を支給する方針を固めています(2023年1月のニュース)。東京都では、将来的にフリースクール運営事業者への補助も検討されるようです。

不登校の支援を受ける際に補助金がもらえる自治体が今後増えていくことに期待しています。

参考:朝日新聞DIGITAL「フリースクールの授業料、東京都が補助倍増へ 1人最大24万円に」

9. まとめ

不登校の問題を解決するため、公的・民間の機関それぞれで支援を実施しています。特に学習塾やフリースクールなどを利用すれば、出席扱いとなるケースもあり、進学につなげることも可能です。

しかし、学習塾やフリースクールなどは、お子さんへ居場所を提供する側面が大きいため、不登校の根本解決は目指せません。

 

「今の学校への再登校を目指したい」と考えている場合、不登校の問題に特化した支援先の利用が効果的です。

実際に私もスダチさんのサービスを利用して、子どもの不登校を根本解決できました。今では、自ら楽しんで学校へ通い、自分で学習の目標を立てて取り組んでいます。

この実体験があるからこそ、昔の私のように子どもの不登校に悩み苦しんでいる親御さんへスダチを知っていただけたらと思っています。

 

初回の無料相談では、子どもの状況を詳細に聞いてもらい、再登校に向けた具体的な計画を立てることができました。スダチさんの考え方や方針も伺えたので、家庭で定めている方針と合致しているかも確認できました。

「この先どうすればいいのか」「本当に再登校できるのか?」といった不安を抱えている親御さんは一度スダチさんへの相談も検討してみてください。

私の経験が、同じように悩む親御さんたちにとって、前に進むための一助となれば幸いです。

 

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