不登校専門家おすすめ16選!評判の良い専門家の見つけるコツ【一覧比較表つき】

相談先・カウンセリング

「不登校の専門家に相談をすれば、子どもの不登校は解決する?」

「評判の良い不登校専門家へ相談をしたい」

 

お子さんが不登校となった背景には、さまざまな要因が複雑に絡み合っています。そのため、ご家庭だけで解決していくことが難しい場合がほとんどです。

これまで数々のお子さんの不登校を支援し解決に導いてきた「不登校専門家」の知見を借りながら、二人三脚で解決していくことが求められます。

 

本記事では、不登校の専門家である『スダチ』の支援を利用しながら、息子の不登校を解決してきた私が、選択肢となるおすすめの相談先や支援先の探し方などを解説します。

  • 不登校専門家の提供する支援とは?不登校の相談窓口
  • 評判の良い不登校専門家を見つけるためのコツ
  • 評判の良い不登校専門家おすすめ16選
  • 不登校専門家を活用したり親が子どもを支援するうえで大切なポイント

ご家庭に合った相談先を探す際の参考になりましたら幸いです。

我が家が利用した『スダチ』は、平均3週間で不登校を解決していることが特徴でした。

子どもへ直接支援を提供せず、私たち親を介して子どもの様子を毎日ヒアリングして、接し方、具体的な声かけをフィードバックしてもらえました。

オンライン無料相談にて、子どもの現状を伝えると、再登校に向けた具体的な道標やアプローチ方法を教えてもらえます。

昔の私のように「解決したいけれど何をどうしたらよいのかわからない」と悩む親御さんは、ぜひ一度検討してみてください。

\スダチの公式ホームページを確認してみる/

1. 不登校専門家の提供する支援とは?不登校の相談窓口

まずは、不登校の相談窓口である不登校専門家の支援について紹介します。

1-1. 不登校について相談できる不登校専門家がある

不登校について相談できる不登校専門家は、大きく分けて以下の4つです。

  • 民間施設が運営する相談先
  • 公的機関が運営する相談先
  • 医療機関が提供する相談先
  • 学校が提供している相談先

たとえば、再登校を目指した支援をするのか、メンタルケアを目的とした傾聴がメインの支援なのかそれぞれの支援先によって異なります。お子さんの様子、ご家庭の方針などを加味したうえで利用しましょう。

それぞれの支援内容を確認しておきたい場合は、まずは各支援先を比較紹介した章からご確認ください。

1-2. 不登校を相談できないと思っている人に向いている

「センシティブな内容だから」となかなか相談できない場合もあるかもしれません。

ただ「周りへ相談できない」と悩まれているときほど、専門家への相談をおすすめします。

不登校の問題をご家庭だけで抱え込んでしまうと、親御さんご自身が心身ともに疲れてしまうことがあるためです。

また、本来であれば不登校は、お子さんがこれから社会で活躍するための成長の通過点に過ぎず、決してネガティブな事柄ではありません。

しかし一人で悩み続けると、どんどん視野が狭くなっていき「他の子は通えているのに」「子育ての何がいけなかったのだろう」とどんどん現状をネガティブな方向に捉えてしまいます。

数々のお子さんを支援した不登校専門家であれば、知見やノウハウが蓄積されているため、解決に向けて導いてくれます。解決策を知ったり、つらい気持ちを聞いてもらえたりすることで親御さんも前向きにお子さんをサポートしていけるでしょう。

我が家も実際に相談したことで、その時の息子に適した対応方法を知っていくことができ、前向きに行動できました。

1-3. 不登校相談は「対面・電話・LINE・チャット」など形式は様々

不登校の専門機関は、相談先によって、対面や電話、オンラインでのチャットなどさまざまな形式があります。

対面式は、実際に顔を合わせられる安心感がありますが、月1回程度の頻度となる可能性があります。またお子さんを連れていくことが難しいご家庭もあるかもしれません。

電話やオンラインでのやりとりは、出向く必要がないため、都度相談できるのが魅力です。ただし相談先によっては、対応する担当者が毎回異なるケースもあります。

ご家庭のご状況などに合った形式の相談先を選ぶことが大切です。

2. 評判の良い不登校専門家を見つけるためのコツ|子どもの不登校を解決した経験者が教える相談先の選び方

評判のいい不登校専門家を見つけるためのコツは、以下の5つです。

  • 子どもに関わる事のリスクについて知見があるか
  • 支援歴の長さや実績の多さ
  • 子ども・親どちらに支援を提供しているか
  • 「再登校を目指す」か「傾聴がメイン」か
  • 専門家の「本」や「動画」などを確認したか

それぞれのポイントについて詳しく解説していきます。

2-1. 子どもと関わることのリスクについて知見があるか

不登校専門家といっても、公的機関などは不登校のお子さんへ直接支援した経験が少ない社員もいます。「不登校はよくないから、学校に行こう!」「一歩踏み出せば学校に行ける!」というように、お子さんの気持ちを無視して支援をされてしまうと、逆にお子さんはふさぎ込んでしまって、第三者の介入を嫌がるようになります。

お子さんが「もう行きたくない」となると、支援が終了してしまうのです。そのリスクを抱えながら、子どもの懐に入り込むことの難しさがあります。

仲良くなれても、支援者がどのような考えなのかの軸が無ければ、ただ話をするだけで不登校の解決に導くことはできません。そういった知見があるかどうかを事前に調べておくとよいでしょう。

2-2. 支援歴の長さや実績の多さ

支援歴の長さや実績の多さも、評判のいい不登校専門家を見つけるコツのひとつです。実績が多いほど不登校支援のノウハウがあるということです。

不登校になるきっかけはお子さんそれぞれです。さまざまな境遇のお子さんを支援した経験があれば、経験を活かしてそれぞれのお子さんに合わせた対応ができます。

そのため実績をしっかりと掲載している支援先の方が安心してお任せできます。

2-3. 子ども・親どちらに支援を提供しているか

子ども・親のどちらに支援を提供しているかも確認しましょう。

不登校のお子さんは第三者の介入を嫌がったり、家から出て相談に行くのが難しかったりする場合もあります。無理に連れ出すのではなく、親が先に支援を受けられるような環境であれば、お子さんに負担なく支援を開始できます。

2-4. 「再登校を目指す」のか「傾聴がメイン」か

不登校専門家に相談する際に、「再登校を目指す場所」なのか「傾聴がメイン」なのかを調べましょう。

お子さんの不登校を解決して、今通っている学校へ復学することを「再登校」と呼んでいます。

不登校支援によっては、「学校に行くことだけが選択肢ではない」として、お子さんの不安な気持ち、心配な気持ち、ストレスなどを汲み取って安心させる「傾聴メイン」の支援もあります。

私の息子が不登校になったときに「不登校は悪いことではない」「子どもが休みたいなら休ませるべき」という内容の本をたくさん読みました。

「子どもがつらい思いをするくらいならこのまま不登校でもいいのかな」と迷ったこともありましたが、本音を言えば、今通っている学校に戻れるのが一番いいと考えていました。

子どもと話をしたところ、息子も「戻れるなら学校に行きたい」と言っていたので、再登校を目指す支援先を選びました。

ご家庭によって方針は違うかもしれません。親子で話し合って、どちらの支援を受けるか決めておくことで不登校専門家選びに失敗しなくなります。

2-5. 専門家の「本」や「動画」などを確認したか

不登校の専門家が出している本や動画を確認するようにしましょう。

不登校専門家が発信する情報から、アプローチの仕方や、考え方が家庭と合致しているかを確認できます。

私もスダチを利用する前は、事前にスダチのYouTubeチャンネルを確認しました。

不登校の根本原因として納得できることが多かったのと、子どもへのアプローチ方法も共感できたことが決め手となり、支援を受けています。

その他、不登校専門家の在籍する復学支援サービスは、次の記事でもご紹介しています。

復学支援サービスおすすめ7選!料金・特徴比較と口コミの良い復学支援サービスを選ぶコツ【一覧比較表つき】

3. 評判の良い不登校専門家おすすめ16選【一覧比較早見表】

不登校専門家おすすめ16選を一覧比較表付きで紹介します。

ご家庭で定めている方針と合致する専門家を探したいときに参考にしてください。

【民間の支援先一覧】

サービス・団体名利用がおすすめのお子さん費用カウンセリングの対象者カウンセリングのタイプや目指す方向性
スダチ今の学校への再登校を目指しているお子さん親御さんに向けたオンライン無料相談を実施中親のみ悩みを傾聴しつつ解決に向けたアドバイスをくれる
フリースクール学校に再登校するのではなく居場所を作るのが目的の人33,000円~/月親・子
どちらでも
傾聴を主としている
不登校対応の塾進路指導を含めたサポートが受けたい人10,000円~/月親・子
どちらでも
傾聴しつつ解決に向けたアドバイスをくれる
不登校対応の家庭教師学習を通して子どもにコミュニケーションを取らせたい人20,000円~/月親・子
どちらでも
傾聴しつつ解決に向けたアドバイスをくれる
不登校親の会同じような境遇の人と話がしたい人年会費:3,000円~
傍聴:1,800円~
親のみ傾聴を主としている

【公的機関による支援先】

サービス・団体名利用がおすすめのお子さん費用カウンセリングの対象者カウンセリングのタイプや目指す方向性
教育支援センター(適応指導教室)学習支援を受けながら復学を目指したい人無料子ども主体
親も相談可
傾聴しつつ解決に向けたアドバイスをくれる
教育相談所(教育相談室)集団生活の練習をさせたい人無料親・子
どちらでも
傾聴しつつ解決に向けたアドバイスをくれる
子ども家庭支援センター行政の支援を受けたいと考えている人無料傾聴を主としている
児童相談所行政の支援を受けたいと考えている人無料親・子
どちらでも
傾聴を主としている
親子のための相談LINEメッセージでのやり取りで相談をしたい人無料親・子
どちらでも
傾聴を主としている

【学校が提供する支援先】

サービス・団体名利用がおすすめのお子さん費用カウンセリングの対象者カウンセリングのタイプや目指す方向性
担任の先生などの信頼できる教員学校との連携を大切にしたいお子さん無料子ども主体
親も相談可
傾聴を主としつつ、解決に向けた相談ができる
スクールカウンセラー学校との連携を大切にしたいお子さん無料子ども主体
親も相談可
傾聴を主としつつ、解決に向けた相談ができる

【医療機関が提供する支援先】

サービス・団体名利用がおすすめのお子さん費用カウンセリングの対象者カウンセリングのタイプや目指す方向性
小児科腹痛・頭痛といった症状を訴えている人10,000円~/月親・子
どちらでも
傾聴を主としている
心療内科・精神科医学的なアプローチをして欲しい人10,000円~/月親・子
どちらでも
傾聴を主としている
発達障害者支援センター発達障害や発達障害気味の人無料親・子
どちらでも
傾聴を主としている
精神保健福祉センターうつ病や精神疾患の疑いがある人無料親・子
どちらでも
傾聴を主としている

3-1. 民間施設による支援先5選

民間施設による支援先を5つ紹介します。

3-1-1.スダチ

対象年齢

小学校

中学校

高校

カウンセリング対象

カウンセリング方法

オンライン

※毎日子どもの様子をヒアリングし具体的な対応方法についてアドバイスをもらえる

費用

親御さんに向けたオンライン無料相談を実施中

公式HP

https://sudachi.support/

スダチは、不登校の根本的な解決にアプローチして子どもを再登校へ導く不登校専門家です。

オンラインで親御さんとやりとりし、毎日お子さんの様子や状況を丁寧にヒアリングしてくれます。その時のお子さんに適した具体的な声かけ・接し方をアドバイスしているのが特徴です。

「子どもの不登校を解決するのは親」という考え方を持っており、子どもと一番長く過ごしている親御さんが直接サポートすることで不登校の解決を目指します。

親子の会話をスダチが聞き取り調査し、フィードバックする。それを繰り返して親子の関係の改善を行い、正しい親子関係を築けたら、お子さんの不登校解決に向けた会話を繰り返すことで子どもの不登校を改善に導きます。

私も実際に利用して、私自身の考え方や息子との関わり方が変わったことで、息子の言動や行動にもどんどん変化が見られ、最終的には自ら「学校へ行く」と宣言してくれました。

再登校した後も、息子が問題を抱えたときに親子で乗り越えることができたので、スダチを利用して本当に良かったなと感じています。

\スダチの公式ホームページを確認してみる/

3-1-2.フリースクール

対象年齢

小学校

中学校

高校

カウンセリング対象

親・子

どちらでも

カウンセリング方法

対面式

費用

33,000円~/月

※平均的な費用です

公式HP

なし

「元にいた学校だけが社会ではない」というのがフリースクールの活動方針です。元の学校への再登校を目指すのではなく、フリースクール自体に子どもの居場所を作ってあげようというものです。登校時間なども決まっておらず、お子さんがやりたいことを自由にやって、最終的に社会復帰できるようにしようと考えています。

お子さん、親御さんどちらも面談を丁寧に行ってくれますが、傾聴が主で不登校解決へのアプローチはしてくれません。

フリースクールを比較紹介している記事も参考にしてください。

有名で人気なフリースクールおすすめ13選ランキング紹介【比較表あり】不登校がフリースクールを利用するメリットデメリット

3-1-3.不登校対応の塾

対象年齢

小学校

中学校

高校

カウンセリング対象

親・子

どちらでも

カウンセリング方法

オンライン

費用

10,000円~/月

※平均的な費用です

公式HP

各社ホームページ参照

不登校対応の塾は、不登校のお子さんを対象とした学習塾のことで、家からあまり出られないお子さんの為にオンライン学習を提供してくれます。進路指導も含めた支援を求める場合におすすめです。不登校による学習の遅れを取り戻せるだけでなく、親子のカウンセリングも同時に行っているところが多いです。

基本的に勉強を教えることが主であるため、カウンセリング目的で利用することはおすすめではありません。また、お子さん自身が勉強したいというまでは親御さんの方から無理に提案しないほうが良いです。

不登校のお子さんに対応した人気の塾は、次の記事で紹介しています。

【昼間に通える】不登校の子どもに対応した塾おすすめ7選|平日昼授業の塾がおすすめな理由と不登校の根本解決方法

3-1-4.不登校対応の家庭教師

対象年齢

小学校

中学校

高校

カウンセリング対象

親・子

どちらでも

カウンセリング方法

オンライン

対面式

費用

20,000円~/月

※平均的な費用です

公式HP

各社ホームページ参照

不登校対応の家庭教師は、不登校のお子さんを対象とした家庭教師です。家庭教師なのでお子さんとのコミュニケーションを大切にしていて、親子のカウンセリングを実施しているところも多いため、相談窓口として利用できます。

ただし、不登校対応の塾と同様に学習を提供する機関のため、お子さんが勉強したいと言っていないのにカウンセリング目的で利用するのは向いていません。

不登校のお子さんに対応している家庭教師サービス一覧は、次の記事で紹介しました。

不登校対応の家庭教師おすすめ15選|選び方や費用、各社の特徴と口コミ評判を徹底解説【一覧比較表あり】

3-1-5.不登校親の会

対象年齢

小学校

中学校

高校

カウンセリング対象

親のみ

カウンセリング方法

対面式

費用

年会費:3,000円~

傍聴:1,800円~

公式HP

なし

不登校親の会は、休日や平日の昼間に不登校の子どもを持つ親御さんたちが集まって話をする会です。同じ境遇の親御さんに話をしたり、相談することによって不安な気持ちを払拭できます。親御さんのみの参加となっており、基本は傾聴メインなので参加したからといって、お子さんの不登校が解決するわけではないというデメリットがあります。

3-2. 公的機関による支援先5選

ここでは、公的機関による支援先を5つ紹介します。

3-2-1.教育支援センター(適応指導教室)

対象年齢

小学校

中学校

カウンセリング対象

子・親

どちらでも

カウンセリング方法

対面式

費用

無料

公式HP

なし

教育支援センター(適応指導教室)は、教育委員会・文部科学省が運営している公的な不登校専門機関です。長期間学校に行っていないお子さんに対し、集団生活の練習をしたり、勉強の支援をしたりしてくれます。また、親子へのカウンセリングや学校復帰を目指すアドバイスも提供しています。

教室に通って授業を受けるため、学校と同じ生活リズムを取り戻すことはできますが、多くのクラスメイトと1日を過ごす一般的な学校とはどうしても仕様が異なります。

教育支援センター(適応指導教室)での生活に慣れてしまうと、再登校を果たすときにギャップを感じてしまい、再び通常クラスでの生活がつらくなってしまうケースも考えておかなくてはいけません。

3-2-2.教育相談所(教育相談室)

対象年齢

小学校

中学校

カウンセリング対象

子・親

どちらでも

カウンセリング方法

対面式

費用

無料

公式HP

なし

教育相談所は、教育相談員・発達相談員と呼ばれるスタッフがいて、お子さんの不登校の状況を無料で相談できる窓口です。予約は必要ですが、親御さんだけで相談することは可能で、必要があれば教育支援センターの紹介をしてくれます。

3-2-3.子ども家庭支援センター

対象年齢

小学校

中学校

カウンセリング対象

カウンセリング方法

対面式

費用

無料

公式HP

なし

子ども家庭支援センターは、行政が行っている18歳未満のお子さんに対する相談を受けている相談窓口です。お子さんに関数相談であれば受け付けてくれます。親御さんのみの相談を受け付けており、「お子さんに行政としてどんなことができるか」を提示してくれます。

3-2-4.児童相談所

対象年齢

小学校

中学校

高校

カウンセリング対象

親・子

どちらでも

カウンセリング方法

対面式

電話

費用

無料

公式HP

なし

不登校の相談は児童相談所の主な業務からはそれてしまっているのですが、お子さんの相談をする場合は専門の人が話を聞いてくれるので、行政サービスを利用したい人におすすめです。特に、不登校のお子さんが問題行動等を繰り返している場合は児童相談所に相談すると様々な機関と連携して動いてくれることが多いです。

3-2-5.親子のための相談LINE

対象年齢

小学校

中学校

高校

カウンセリング対象

親・子

どちらでも

カウンセリング方法

LINE

費用

無料

公式HP

https://www.cfa.go.jp/policies/jidougyakutai/oyako-line

親子のための相談LINEは、18歳未満のお子さんとその親御さんであれば、自由に相談ができる行政サービスです。簡単な相談内容を入力し、順番が来ればLINEチャットを使って悩みを相談することができるというシステムです。不登校の相談をしにくいと感じている親御さん・お子さんにとって、LINEで気軽に相談できるサービスは魅力的です。

ただし相談に対応してくれる担当者は、毎回の相談ごとに異なる場合が多いです。

3-3. 学校が提供する支援先2選

ここでは、学校が提供する支援先を2つ紹介します。

3-3-1.担任の先生などの信頼できる教員

対象年齢

小学校

中学校

高校

カウンセリング対象

子・親

どちらも

カウンセリング方法

対面式

学校に行く必要がある

費用

無料

公式HP

なし

お子さんが不登校になったときに一番に頼れるのが担任の先生や、信頼できる教員の先生です。保健室登校や相談室の利用などをスムーズに提案してくれ、再登校する場合にも連携は欠かせません。ただしお子さんのことをどれくらい把握しているか、人間関係の把握なども含めて教員の力量に寄ってしまいます。そのため、連携しつつ別の機関も利用すると、スムーズな再登校を目指せます。

3-3-2.スクールカウンセラー

対象年齢

小学校

中学校

高校

カウンセリング対象

子・親

どちらも

カウンセリング方法

対面式

学校に行く必要がある

費用

無料

公式HP

なし

スクールカウンセラーは、親・子ども・教員の相談に乗る相談員の事で、学校に定期的に足を運んでくれます。不登校の相談などもしやすく、直接先生に言えないことはスクールカウンセラーに伝えて学校と連携を図ることもできます。

ただし、スクールカウンセラーは傾聴メインであること、さらには隔週、週に1度など学校に来る頻度が少ないのでタイミングが合わないと相談できないのはデメリットです。

3-4. 医療機関が提供支援先4選

ここでは、医療機関による支援先を4つ紹介します。

3-4-1. 小児科

対象年齢

小学校

中学校

高校

カウンセリング対象

子・親

どちらも

カウンセリング方法

対面式

費用

10,000円~/月

公式HP

なし

不登校のお子さんは、体調不良を訴えることが多いです。腹痛・頭痛・身体がだるい・微熱・食欲不振などの体調不良が見られる時には、小児科の先生も相談先となります。

ただ、不登校のお子さんは、不調を感じていることが多く、病院を受診すると何かしらの病名が診断されるケースがほとんどです。

他の病院を受診したら、何も病名が診断されなかったりする場合もあります。そのため、病名が診断されたからといって再登校をあきらめてしまうのは非常にもったいないことです。

明らかに投薬が必要な不調が見られる場合に相談を検討しましょう。

不登校の悩みを相談できる医療機関は、次の記事でまとめています。

不登校の子どもにおすすめ心療内科5選を紹介|受診の目安となる症状や不登校の解決方法

3-4-2.心療内科・精神科

対象年齢

小学校

中学校

高校

カウンセリング対象

親・子

どちらでも

カウンセリング方法

対面式

費用

10,000円~/月

公式HP

なし

精神科、心療内科は、カウンセリングや投薬治療を行っている医療機関です。

お子さんにうつ病、起立性調節障害などの症状がみられ、医学的なサポートが必要な場合に相談できます。

明らかに投薬が必要なメンタルの疾患を抱えていて不登校となっているときには、医学的なアプローチ、サポートにより、症状が緩和され学校復帰を目指していける場合もあります。

起立性調節障害による不登校に悩む場合は、以下に相談先をまとめています。

起立性調節障害で不登校の子どもにカウンセリングは効果的?利用時の注意点・その他の治療法・おすすめの支援先も紹介

3-4-3.発達障害者支援センター

対象年齢

小学校

中学校

高校

カウンセリング対象

親・子

どちらでも

カウンセリング方法

対面式

費用

無料

公式HP

なし

発達障害支援センターは、発達障害に悩んでいる親御さん・お子さんや、発達障害と診断されていないけれどその傾向があることで悩んでいる方向けのサービスです。基本無料で、早期支援を目的としています。ときに、お子さんの特性から集団生活に馴染むまで時間がかかり、不登校となる場合もあります。

そのようなとき、特性を理解しながら、どのように学校生活を過ごせばいいかをアドバイスしてもらえるのが魅力です。

3-4-4.精神保健福祉センター

対象年齢

小学校

中学校

高校

カウンセリング対象

親・子

どちらでも

カウンセリング方法

対面式

電話(匿名可)

費用

無料

公式HP

なし

精神保健福祉センターは、お子さんにうつ状態や精神疾患が見つかった場合に、サポートを受けられる機関です。お子さんだけでなく親御さんからの相談も受け付けていて、精神疾患に理解のある方が親身に相談に乗ってくれます。電話相談も実施していて、匿名での相談も可能です。お子さんの心の問題で悩んでいる親御さんは事前に相談してみるのも良いかもしれません。

4. 不登校専門家を活用したり親が子どもを支援するうえで大切なポイント

不登校専門家を活用する上で、押さえておきたいポイントは以下の4つです。

  • どこに相談するか家族で方針を決める
  • 先に保護者が相談しておく
  • お子さんが話しやすい場所を選ぶ
  • 子どもの心を受け入れて前向きにサポートする

それぞれのポイントについて詳しく解説します。

4-1. どこに相談するか家族で方針を決める

まずはご家庭で「再登校を目指したい」「学校に戻るつもりはなく子どもが無理なく過ごせる場所を探す」など、最終的な目標を決めてみましょう。

最終目標が定まれば、おのずとどこに相談に行けばよいかが決まってくるはずです。

4-2. 保護者が先に相談しておく

お子さんが支援を受けることに対して前向きではないとき、まずは親御さんだけで相談しに行きましょう。

客観的なアドバイスを受けられますし、親御さんが先に相談することによってお子さんが相談に行くハードルを下げられるかもしれません。

また、スダチのようにお子さんに直接アプローチせず、親御さんを介して支援をしていくものであれば、お子さんに第三者が介入していることを知られずに支援することも可能です。

4-3. お子さんが話しやすい場所を選ぶ

支援先はお子さんが話しやすいと感じたところを選ぶようにしましょう。

「こんなところがあるみたいだよ」と情報を集め、提示してあげて、どこを利用するかはお子さんと一緒に決めましょう。親御さんの考えを押し付けるのではなく、お子さんの考えを尊重してあげることが大切です。

4-4. 子どもの心を受け入れて前向きにサポートする

「不登校で家にいるだけだから、せめて不登校専門家の支援だけは受けてほしい」

という心配する気持ちから、お子さんにカウンセリングを勧めてしまうことがあるかもしれません。

ただ、お子さんが「今は誰とも会いたくない」というような気持ちがある場合は、無理にお子さんを連れて行かないようにしましょう。無理にカウンセリングを受けさせてしまうと、お子さんは自分の気持ちを否定されたと感じて親御さんへ壁を作るようになってしまいます。また、親の言われたとおりにカウンセリングを受けているから、やるべきことはやっているという考えになってしまい、結果的に不登校が遠のいてしまうこともあります。

あくまで尊重するべきはお子さんの気持ちです。気持ちを否定せずに受け入れてくれる親御さんの姿に、お子さんは安心します。

お子さんが学校で感じたつらい思いや今感じているやるせない気持ちを受け入れて、「つらかったんだね」と認めてあげたうえで、親御さんご自身がいつもポジティブな姿勢で支援してあげることが不登校解決の第一歩になります。

5.評判の良い不登校専門家を探すご家庭からのよくある質問

ここでは、不登校専門家を探すご家庭からよくいただく質問をまとめました。

5-1.不登校は親のせいですか?

結論から言うと、不登校は親御さんのせいではありません。

お子さんが不登校になった背景には、さまざまな問題が重なっていることが多く、それをひとくくりに「親のせい」とはいえないためです。

ただし、不登校を解決するには正しい親子関係を築く必要があります。

  • 結果ではなく、お子さんの行動の「過程」をたくさん褒める
  • 親子の立場を逆転させず、ダメなことはダメだと毅然とした態度で教える
  • 子どもが親の顔色を伺うような関係ではなく、信頼されていてなんでも話せる関係に
  • 日々の何気ない会話やスキンシップを大切にする

正しいことはたくさん褒めてくれて、ダメなことはしっかり教えてくれる親御さんのことをお子さんは信頼します。

信頼できる親から褒められ、会話やスキンシップなどからも愛情を受け取ることで、お子さんの自己肯定感がどんどん育っていきます。

自己肯定感が育つと「学校の問題も自分なら解決できるかもしれない」とお子さんは前へ進み始めるのです。

不登校は決して親御さんのせいではないですが、不登校の解決には親御さんの協力が必要です。

5-2.不登校を未然に防ぐためにできることは?

不登校を未然に防ぐ方法は大きく分けて2つです。

  • 正しい親子関係を築き子どもの自己肯定感を育てる
  • 不登校の予兆を見逃さない

学校で何か困ったことがあったとき、信頼できる親御さんに相談できる状況ならば抱え込まずに相談してくれます。また「この親がいるから何かあっても大丈夫だ」「問題も私なら乗り越えられる」という気持ちがあると、学校の問題もお子さんが主体的に乗り越えていけます。

もうひとつは、不登校の予兆を見逃さないことです。

  • 朝起きれない日が増えた
  • 学校の話をしなくなった

このような小さなサインが見られる時には、不登校の専門家などに相談をしておくことで適切に対処していけます。結果として不登校を未然に防げます。

5-3.不登校になる子の親の特徴は?

お子さんが不登校になりやすい親の特徴には以下の傾向があると言われています。

  • 子どもに過干渉・過保護
  • 子どもを放置気味
  • 子どもが自分の考えや気持ちを言えない状況にしている

お子さんに過干渉や過保護であるとき、お子さんが自分の力で考えて行動する機会がありません。一人で過ごさなくてはならない学校で自分の考えや行動に自信を持てず、毎日がつらくなってしまうことがあるでしょう。

また放置気味の場合にも「自分は大切にされるような存在ではないのかな」と錯覚を起こしてしまいお子さんの自己肯定感が下がっていきます。

学校生活で問題を抱えたときに、乗り越えられず悩みを抱え続けそのまま不登校となってしまいます。

5-4.何日休んだら不登校とみなされますか

文部科学省では、不登校の事を以下のように定義しています。

何らかの心理的、情緒的、身体的あるいは社会的要因・背景により、登校しないあるいはしたくともできない状況にあるために年間30日以上欠席した者のうち、病気や経済的な理由による者を除いた者

引用:文部科学省

あくまで定義では、30日以上欠席した子どもが「不登校」と呼ばれます。ただ学校に行きたくないと言い出したり、行き渋りをし始めたときから不登校は始まっています。

お子さんが学校に行きたくないと言ったときから、親御さんは動き始めて、早期解決することが大切です。

6.まとめ

お子さんと親御さんの心に少しでも「不登校を解決して、今の学校に再登校したい」という気持ちがある場合は、平均3週間で再登校を目指せるスダチをおすすめいたします。

私もスダチを利用して、子どもの不登校を根本的に解決し、再登校が叶いました。現在息子は自ら楽しんで学校へ通い、自分で将来に向けた目標を立てて日々勉強や習い事に励んでいます。

初回の無料相談では、子どもの状況を詳細に聞いてもらい、再登校に向けた具体的な計画を立てることができたので、不安を抱えている親御さんは一度スダチへの相談も検討してみてください。

\スダチの公式ホームページを確認してみる/