不登校対応の学習支援サービスおすすめ15選|選び方のコツや特徴を徹底解説【一覧比較表つき】

不登校対応の学習支援サービスおすすめ15選|選び方のコツや特徴を徹底解説【一覧比較表つき】 通信教育

「不登校の子どもが利用できる学習支援サービスが知りたい」

「学習支援サービスにはどんな違いがあるの?」

 

不登校のお子さんでも自宅学習をすることで、未来の選択肢を増やすことができます。

不登校のお子さんがどのような学習支援サービスが受けられるか気になっている親御さんは少なくないはずです。

お子さんが高校進学や大学進学など、目標や夢を持っているのであれば、学習支援サービスを受けることをおすすめします。

こちらの記事では、不登校のお子さんが前へ進むきっかけとなる学習支援サービス15選と、選び方のコツを紹介します。

 

息子の不登校を根本解決してきた私の経験を通し、不登校解決につなげる方法も踏まえながら、以下のトピックをお話しさせていただきます。

  • 不登校対応の学習支援サービスとは、支援サービスの種類
  • 不登校のための学習支援サービスを選ぶポイント
  • 不登校向けの学習支援サービスおすすめ15選
  • 不登校対応の学習支援サービスがおすすめの理由
  • 不登校の学習支援サービスを利用するデメリット
  • 不登校のお子さんに、保護者ができる対応

 

お子さんに最適な学習支援サービスを選びたいとき、不登校を解決していきたいときの参考になりましたら幸いです。

 

ちなみに、私は平均3週間で不登校を解決する支援を提供する『スダチ』を利用して息子の不登校を解決しました。

子どもへ直接支援を提供せず、私たち親を介して子どもの様子を毎日ヒアリングして、接し方、具体的な声かけをフィードバックしてもらえました。

親から子どもへ毎日アプローチできたので、息子の様子が日々変化し、最終的には主体的に再登校を果たしてくれました。

オンライン無料相談にて、子どもの現状を伝えると、再登校に向けた具体的な道標やアプローチ方法を教えてもらえます。

 

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1. 不登校対応の学習支援サービスとは

学習支援サービスを利用する不登校のお子さんが増加しています。

利用するメリットは、大きく分けて以下の2つがあげられます。

 

  • 学習をすることで将来の選択肢を広げる
  • 学校に行かなくても出席日数を稼げることがある

 

不登校で一番心配な学習の遅れを、学習支援サービスを受けることで取り戻すことができます。学力があれば進学先・就職先の選択肢がぐっと広がります。

 

また、近年ではICTを活用した学習支援サービスを受けることで出席日数を稼ぐことができる場合もあります。

これらのメリットについて詳しく解説していきます。

 

1-1. 不登校でも学ぶ意欲があれば学習支援を受けられる

「学校に行きたくない」と「勉強したくない」というのはイコールではありません。

不登校だけど勉強が好きだと思っている子は少なくないです。

 

実際不登校だった私の息子も勉強は大好きでした。学校に行かずに自分の部屋で教科書をみながら勉強をしていましたが、やはり独学で学ぶにはハードルが高く、学習支援サービスを利用しました。

 

子どもが自分から勉強したいと思っているのならば、学習支援サービスは不登校に効果があるかもしれません。家族以外の社会との触れ合いができますし、問題が解けることが自身に繋がることがあるからです。

 

1-2. ICTを活用した学習支援は出席扱いになる

近年、不登校のお子さんがICTを活用した学習支援サービスを利用することが増えています。

 

ICTとは「Information and Communication Technology」の略で、「情報通信技術」という意味です。

つまり、オンラインを使った学習支援サービスを利用する方法の事です。文部科学省は、ICTを利用した学習支援を受けることで、学校に行かなくても出席扱いにすると定めています。

 

不登校児童生徒の中には,学校外の施設において相談・指導を受け,社会的な自立に向け懸命の努力を続けている者もおり,このような児童生徒の努力を学校として評価し支援するため,我が国の義務教育制度を前提としつつ,一定の要件を満たす場合に,これらの施設において相談・指導を受けた日数を指導要録上出席扱いとすることができることとする。

引用:文部科学省

 

不登校のお子さんは出席日数が足りずに高校受験・大学受験、さらには高校卒業に苦戦することがあるので、出席日数が気になる場合はICTを活用した学習支援を検討してみましょう。

 

1-3. 不登校生徒向け学習支援サービスの料金相場

学習支援サービスの中には「不登校生徒向け」というものが存在します。担当講師も不登校に理解があり、幅広いサービスを展開しています。

 

料金の相場は、月額2万円〜5万円のところが多いです。

個別指導の場合は料金が割高で、それからオンライン塾、映像授業の順に値段が安くなっていきます。

 

月にかかる費用が安いにこしたことはないですが、大切なのはお子さんに合っている学習方法なのかということ。お子さんがどのような学習支援を希望しているか、親子で話し合って決めましょう。

 

それぞれの学習支援サービスの違いについては、次の章で紹介します。

 

2. 不登校対応の学習支援サービスの種類

学習支援サービスには大きく分けて3種類あります。

  • 個別指導塾
  • オンライン塾
  • 映像指導塾

 

お子さんにどの学習支援が向いているのか、それぞれのメリット・デメリットを一覧表にまとめました。

学習支援サービスの

種類

メリット

デメリット

個別指導塾

  • 学力に合わせた指導が可能
  • 他の生徒とのかかわりや比較を気にしなくてよい
  • 講師の相性の影響が大きい
  • 費用が高い

オンライン塾

  • 好きな場所と時間で、自分のペースで勉強できる
  • 補習から受験コースなど目的にあったコースがある
  • オンラインの集団指導は個別指導塾よりも費用が安い
  • オンライン塾は子どもの集中力によって理解度が異なる
  • 進路指導はオンラインでは望むようなサポートを得られないことがある

映像指導塾

  • 録画なので自分の都合のいい時に利用できる
  • 豊富な講義がある
  • 費用は最安値
  • 一方通行の授業なのでついていけない、わからないまま授業が進んでしまったりする

 

それぞれの学習支援サービスの特徴を詳しく紹介します。

 

2-1. 個別指導塾

個別指導塾とは、その名の通りお子さんひとりで授業を受けるスタイルの学習支援サービスです。対面式で実際に塾に通うものや、オンライン個別指導塾も増えています。

また、完全個別の1:1形式のものから、講師一人に対し生徒が2名の1:2形式など、幅広い支援が受けられます。

 

個別指導塾は進めなければいけないカリキュラムが決められておらず、お子さんのレベルや学習進度に併せてカリキュラムを組み立ててくれるので、勉強が苦手な子でも利用しやすいです。

人数も少ないので他の生徒との関わりを気にしなくてもよいですし、他人と比較することもありませんから、お子さんにとって負担なく学習をスタートさせられます。

 

授業の費用は比較的割高になりやすく、担当講師との相性によってお子さんのモチベーションや理解度が異なることがあります。

 

2-2. オンライン塾

オンライン塾とは、パソコンやタブレットなどで講師の先生の授業を受けるタイプの学習支援サービスです。全てオンライン上で行えるので、不登校で家からあまり出たくないというお子さんでも利用できるため、非常にハードルが低いです。

授業形態もオンラインの個別指導から、集団授業を受けることができます。

 

オンラインなので周りのお子さんを気にせず勉強に集中できる環境であることや、学校の授業のフォローするようなコースから、受験に向けたコースなど幅広いコース設定があるため、お子さんの理解度に合わせてコース選択をすることが可能です。

 

オンラインなので気軽に始めやすいですが、映像を見ているだけの授業は集中力を維持するのが難しく、スマホや漫画などに気を取られてしまうお子さんも少なくありません。

また、オンライン専門の学習支援サービスの場合、地域密着型ではないので受験の相談や併願校の選定などのサポートは受けにくいです。

 

2-3. 映像指導塾

映像指導塾とは、オンラインの映像授業を見ながら学習を進めるという形式です。録画を見るだけなので、都合のいい時間に自由にみられること、学習する場所を選ばないことも特徴です。

わかっているところはスキップしたり、わからなかったところは戻ってもう一度見るなど自由に利用できるため、効率よく学習することが可能です。個別指導塾や対面式のオンライン塾よりも費用が安くなります。

 

映像授業は一方通行の授業なので、集中していないとついていけなかったり、わからないところを質問できずに止まってしまうこともあるので注意が必要です。

 

3. 不登校のための学習支援サービスを選ぶポイント

不登校改善の為に、学習支援サービスを選ぶポイントをまとめました。

  • お子さんに学習の意欲があるか
  • 不登校向けの塾やコースを選ぶ
  • 双方向指導を選ぶ
  • 学習を続けられる取組みがあるか
  • 目的に応じた指導があるか

 

学習支援サービスを選ぶ場合は、こちらの5点に注意しましょう。

学習を通してお子さんが意欲を高めて不登校改善につながるために、学習支援サービスを選ぶポイントを詳しく解説します。

 

3-1. お子さんに学習の意欲があるか

学習支援サービスを選ぶ前に、お子さんに学習の意欲があるのかを確認しましょう。

不登校をどうにか改善しようと学習支援サービスを利用しようとすると、逆にお子さんにとって負担になってしまって、結果的に不登校が長引いてしまう可能性があります。

まずはお子さん自身が「勉強をしたい」「自分で頑張ってみたい」と思っていることが大前提になります。

 

お子さんに学習の意欲がある場合はある程度は親が選定してもいいのですが、最終的にはお子さんに決めさせましょう。使うのはお子さんですから、お子さんがいいと思ったものを選んであげることで、お子さん自身を尊重することに繋がります。

不登校のお子さんに留学を検討しているときなどもお子さんが前向きであることが重要です。以下記事も参考にしてください。

不登校の子どもが海外留学するメリット・デメリット|留学エージェントを利用する前に知っておくべきこと

3-2. 不登校向けの塾やコースを選ぶ

学習支援サービスの中には「不登校向け」と書かれている塾やコースが存在します。不登校向けのコースを選ぶことで、不登校の生徒へ理解のある講師が担当してくれますし、朝起きられないというような生活習慣の乱れにも柔軟に対応してくれます。

 

勉強を教える以外にも、

  • 学習習慣を身に着ける
  • 生活リズムの乱れの指導する

など細かい部分の対応もしてくれます。

 

3-3. ライブ授業や双方向指導に対応しているか

不登校のお子さんの場合、映像授業をただ見るだけの一方向授業は集中できないことや、わからないところがそのままになってしまい、結果的に続かなくなってしまうことがあります。

 

選ぶなら対面式の授業や、オンライン塾であってもライブ授業のように質問ができる環境である双方向指導を選ぶようにしましょう。お子さんへ問いかけをして、進捗度で対応を変えてくれます。

ライブ授業、リアルタイム授業に対応している学習支援サービスを選びましょう。

 

3-4. 学習を続けられる取り組みがあるか

自宅学習の場合、お子さんが学習のモチベーションを保てないことがあります。そうなったときに学習を継続して続けられるような取り組みをしているところを選びましょう。

 

具体的には、以下のような取り組みをしている学習支援サービスがおすすめです。

  • 定期的に講師とお子さんの面談がある
  • 学習状況が確認をしてくれる
  • 対面式授業と併用または切り替えができる
  • 自習室が利用できる

 

3-5. 目的に応じた指導があるか

学習支援サービスを受ける目的は、お子さんによって異なります。

  • 学校の遅れを取り戻したい
  • まずは学習習慣を身に着けるところから
  • 高校受験・大学受験を目指すための本格的な学習

 

学習の目的にあった指導でないと、お子さんが勉強していてもつらくなってしまいます。何のために学習するのか、そしてその目的にあった学習支援サービスを選びましょう。

 

4. 不登校向けの学習支援サービスおすすめ15選|個別学習塾・オンライン塾・映像指導塾

本章では、不登校のお子さんに向けて学習支援を提供するサービス15選を一覧比較表付きで紹介します。

サービス・団体名利用がおすすめのお子さん対象年齢費用通学かオンラインか
スダチ今の学校への再登校を目指しているお子さん小学生
中学生
高校生
親御さんに向けたオンライン無料相談を実施中オンライン
※親御さんを介してお子さんへ支援を提供
トライのオンライン個別指導塾最短で成績向上を目指したいお子さん小学生
中学生
高校生
入学金:11,000円
授業料:非公開
オンライン
オフライン
不登校専門の個別指導塾・家庭教師REOカウンセリングなどのサポートを利用したいお子さん小学生
中学生
高校生
入学金:22,000
授業料:非公開
オンライン
オフライン(横浜・大阪
不登校専門オンライン個別指導のティントル不登校支援を受けながら勉強したいお子さん小学生
中学生
高校生
小学生:3,000円/30分
中学生:3,500円/30分
高校生:3,500円/30分
オンライン
キズキ共育塾「もう一度学び直したい」というお子さん小学生
中学生
高校生
社会人
非公開オンライン
オフライン(関東・関西エリア)
家庭教師のガンバ短時間でも勉強をしたいというお子さん小学生
中学生
高校生
入学金:22,000円

授業料:
小中 1,000円~/30分
高校 1,125円~/30分
オンライン
学習支援塾ビーンズ不登校の間の学び直しをしたいお子さん小学生
中学生
高校生
小学生:月30,360円
中学生:月35,640円
高校生:月40,920円
オンライン
オフライン
個別指導塾ココロミル不登校改善の為に私立受験を目指したいお子さん小学生入学金:19,800円
授業料:9,600円/時間
オンライン
第一学院中等部ICT学習やプログラミングなど幅広い学習を行いたいお子さん中学生非公開オンライン
オフライン
キミノスクール週5学習で、学習習慣をつけたいお子さん中学生
高校生
週5回:
月49,280円(中学3年生)
月38,280円(中学1・2年生)
オンライン
オンライン専門学習塾 ミライ塾ICTを利用した学習で出席を増やしたいお子さん小学生
中学生
高校生
入学金:22,000円

授業料:
小学生:10,450円~/月
中学生:11,440円~/月
高校生:12,540円~/月
オンライン
家庭教師のあすなろあまり勉強が得意ではないお子さん小学生
中学生
高校生
入学金:22,000円

授業料:
小中 1,000円~/30分
高校 1,125円~/30分
オンライン
てすラボ24時間学習塾映像と個別の組み合わせで好きな勉強スタイルで学習したいお子さん小学生
中学生
高校生
月額3,300円~12,100円オンライン
スタディサプリ小学講座・中学講座自分のペースで自分に合った学習をしたいお子さん小学生
中学生
高校生
月額2,178円オンライン
学遊のオンライン学習支援NPO法人学遊が提供する学習支援を受けたいお子さん小学生
中学生
高校生
HPから問い合わせオンライン

4-1. スダチ

【スダチがおすすめの人】

  • 不登校の問題を根本的に解決したい方
  • 今の学校へ再登校してほしい方

1日も早く不登校を解決したい方におすすめのサービスです。

学習支援サービスとは異なりますが、息子が不登校だった時に一番効果があったところなので紹介します。

4-1-1. スダチの基本情報

対象年齢

小学校

中学校

高校

授業料

親御さんに向けたオンライン無料相談を実施中

通学かオンラインか

オンライン

公式HP

https://sudachi.support/

4-1-2. スダチの特徴

スダチは、不登校の問題を解決するための専門サービスです。オンラインで親御さんと会話を通しながら現在のお子さんの様子、親子関係やお子さんの自己肯定感など、不登校の根底にある問題を解決に導いてくれます。子どもと接触はせず、親御さんを通じてお子さんに支援を提供することが、スダチの大きな特徴です。

親御さんから毎日お子さんの様子を聞き取り、その情報に基づいて具体的なアドバイスや接し方をフィードバックしています。お子さんと最も長い時間を過ごす親御さんからのサポートにより、お子さんの状態に変化が見られるでしょう。

私の息子も、スダチの支援を受けてからは日々様子が変化していき、どんどん前向きに明るくなっていきました。最終的にはこちらが促さなくても、自ら再登校すると宣言し無事に不登校が解決したのです。

スダチを利用した結果、多くのお子さんが平均3週間で学校に戻ることができているようです。

\スダチの公式ホームページ/

4-2. トライのオンライン個別指導塾

【トライのオンライン個別指導塾がおすすめの人】

  • メンタルケア、モチベーションケアをして欲しい
  • 大手の実力で成績向上を目指したい

最短で成績向上を目指したいお子さんにおすすめのサービスです。

4-2-1. トライのオンライン個別指導塾の基本情報

対象年齢

小学生

中学生

高校生

授業料

入学金:11,000円

授業料:非公開

通学かオンラインか

オンライン

公式HP

https://www.try-online.jp/

4-2-2. トライのオンライン個別指導塾の特徴

家庭教師のトライという大手のオンライン専用機関です。オンライン上で学ぶことができて、ひとりひとりに合わせたカリキュラムを作成してくれます。授業を教える「家庭教師」とカリキュラムを作る「教育プランナー」が二人三脚で成績向上を目指します。メンタル専門のカウンセラーも多数在籍しているので、本人のモチベーションや不登校サポートまで行ってくれます。

進学実績も豊富なので、成績をしっかりあげたいというお子さんにおすすめです。

4-3. 不登校専門の個別指導塾・家庭教師REO

【不登校専門の個別指導塾・家庭教師REOがおすすめの人】

  • 不登校向けの学習指導、進路指導をして欲しい
  • 学校以外に居場所を作りたい人

20年以上不登校向けの学習指導をしている、カウンセリングなどのサポートを利用したいお子さん向けのサービスです。

4-3-1. 不登校専門の個別指導塾・家庭教師REOの基本情報

対象年齢

小学生

中学生

高校生

授業料

入学金:22,000

授業料:非公開

通学かオンラインか

オンライン

オフライン(横浜・大阪のみ)

公式HP

https://reo.co.jp/

4-3-2. 不登校専門の個別指導塾・家庭教師REOの特徴

20年以上の実績のある不登校専門の個別指導塾です。オンラインとオフラインの対応があり、オフラインの場合は拠点がある横浜・大阪のみとなります。不登校向けの進路指導、学習指導についてノウハウがあり、カウンセリングにも対応しているので、学習支援よりも不登校支援を得意としている場所です。

高校受験、高校卒業、大学受験、留学についてサポートできる環境にあるため、お子さんがやりたいことにしっかりフィットさせています。オフラインの場合フリースクールの提案をされることがあります。

4-4. 不登校専門オンライン個別指導のティントル

【不登校専門オンライン個別指導のティントルおすすめの人】

  • 不登校を改善したい
  • 不登校で学習がうまくいかないと思っている方

不登校支援を受けながら勉強したいお子さんにおすすめのサービスです。

4-4-1. 不登校専門オンライン個別指導のティントルの基本情報

対象年齢

小学生

中学生

高校生

授業料

小学生:3,000円/30分

中学生:3,500円/30分

高校生:3,500円/30分

通学かオンラインか

オンライン

公式HP

https://tintle.net/

4-4-2. 不登校専門オンライン個別指導のティントルの特徴

不登校専門オンライン個別指導のティントルでは、担当・副担当・講師の三人がお子さんの学習と不登校支援を行ってくれます。教育心理カウンセラーの資格を持った担当が多く、お子さんが不登校になった原因などにもアプローチしてくれます。

授業の他に、復学を目指す「スクール・サポート」などのオプションが存在し、勉強と不登校改善の両方を目指していく場所です。不登校だけでなく発達障害やグレーにも対応しています。

4-5. キズキ共育塾

【キズキ共育塾がおすすめの人】

  • 不登校期間が長くて復学を諦めかけている
  • もう一度1から学習したい

「もう一度学び直したい」というお子さんの気持ちに寄り添ったサービスを展開しています。

4-5-1. キズキ共育塾の基本情報

対象年齢

小学生

中学生

高校生

社会人

授業料

非公開

通学かオンラインか

オンライン

オフライン(関東・関西エリア)

公式HP

https://kizuki.or.jp/

4-5-2. キズキ共育塾の特徴

小学校の内容から難関大学受験レベルまで対応している個別指導塾です。講師も不登校・中退・ひきこもり・再受験などを経験しているため、お子さんに寄り添ったサポートをしてくれます。授業外でも学習のアドバイスを受けることができますし、進路相談だけでなくプライベートな雑談にも対応してくれます。

不登校期間が長くてどこから勉強すればいいかわからないというようなお子さんを得意としていますので、もう一度学び直したいと思うお子さんにおすすめです。

4-6. 家庭教師のガンバ

【家庭教師のガンバがおすすめの人】

  • 少しでも学習習慣をつけたい
  • 楽しく勉強をしたいと考えている

最短15分授業を用意していて、短時間でも勉強をしたいというお子さん向けです。

4-6-1. 家庭教師のガンバの基本情報

対象年齢

小学生
中学生
高校生

授業料

入学金:22,000円

授業料:小中 1,000円~/30分

    高校 1,125円~/30分

通学かオンラインか

オンライン

公式HP

https://xn--u9jwg7dyfm49t3cd8zao40b.jp/

4-6-2. 家庭教師のガンバの特徴

家庭教師のガンバは首都圏を中心に展開するオンライン家庭教師です。1対1で楽しく学習することが目的で、最短15分の授業もあります。一人一人にあった学習カリキュラムを作ってくれるので、不登校のお子さんでも気軽に利用できます。

学習面以外にもメンタルサポートも充実しており、課外授業なども展開していますので、お子さんの成長につながるオンライン学習支援サービスです。登録している家庭教師のほとんどが国公立・難関私立大学の大学生となっています。

4-7. 学習支援塾ビーンズ

【学習支援塾ビーンズがおすすめの人】

  • 不登校や無気力であまり勉強が得意でない方
  • 少しでも学校の授業に追いつきたい方

不登校の間の学び直しをしたいお子さんにおすすめのサービスです。

4-7-1. 学習支援塾ビーンズの基本情報

対象年齢

小学生

中学生

高校生

授業料

小学生:月30,360円

中学生:月35,640円

高校生:月40,920円

通学かオンラインか

オンライン

オフライン

公式HP

https://study-support-beans.com/

4-7-2. 学習支援塾ビーンズの特徴

学習支援塾ビーンズは、不登校で会ったり行き渋りであったり、無気力で勉強に手がつかないようなあまり勉強が得意でない人向けの学習支援です。授業自体はマンツーマンですが、授業後に「メインセッション」と呼ばれる他のお子さんとコミュニケーションを取る時間があります。不登校だからこそ分かり合えることもありますし、気軽に他者とコミュニケーションを楽しく取れることがメリットのひとつです。

学習方針は目標や夢・悩みに合わせて講師が一緒に学習スケジュールを決めてくれます。

4-8. 個別指導塾ココロミル

【個別指導塾ココロミルがおすすめの人】

  • 私立中学受験を考えている
  • 勉強をしたい意欲がある

不登校改善の為に私立受験を目指したいお子さんにおすすめのサービスです。

4-8-1. 個別指導塾ココロミルの基本情報

対象年齢

小学生

授業料

入学金:19,800円

授業料:9,600円/時間

通学かオンラインか

オンライン

公式HP

https://kobetsushido-shibuya.com/

 

4-8-2. 個別指導塾ココロミルの特徴

講師全員が正社員、講師全員国公立・早慶上理MARCH大卒という、非常に講師のレベルが高い中学受験専門の個別指導塾です。勉強ができる子、できない子に限らず成績向上しやすく、8割が難関中学校に進学しています。マンツーマンの個別指導だからこそモチベーションを維持しやすく、成績向上を目指しています。

小学生で不登校のお子さんは、私立中学校など環境を変えることで不登校改善が目指せる場合がありますので、受験を考えているお子さんにおすすめです。

4-9. 第一学院中等部

【第一学院中等部がおすすめの人】

  • ICTを利用した学習で出席日数を増やしたい
  • 勉強以外の選択肢を与えたい

ICT学習やプログラミングなど幅広い学習を行いたいお子さんにおすすめのサービスです。

4-9-1. 第一学院中等部の基本情報

対象年齢

中学生

授業料

非公開

通学かオンラインか

オンライン

オフライン

公式HP

https://www.daiichigakuin-jr.jp/

4-9-2. 第一学院中等部の特徴

第一学習中等部では、ICTを活用した学習を取り入れていて出席日数としてカウントできる取り組みを行っています。それ以外にもプログラミングや、学校で学べる学習以外のカリキュラムも豊富なので、不登校の子さんがなにかやってみたいことがある場合は選択肢を広げてくれる学習支援サービスです。

オンラインよりもオフラインの方が充実しているので、慣れたらオンラインでキャンパスに通うことで自分の居場所が作れるようになっています。

4-10. キミノスクール

【キミノスクールがおすすめの人】

  • 学習習慣をつけることが目的
  • 学力向上と進学を優先したい

週5学習で、学習習慣をつけたいお子さんにおすすめのサービスです。

4-10-1. キミノスクールの基本情報

対象年齢

中学生

高校生

授業料

週5回:

月49,280円(中学3年生)

月38,280円(中学1・2年生)

通学かオンラインか

オンライン

公式HP

https://kimino-school.com/

4-10-2. キミノスクールの特徴

成績向上を目指すならキミノスクールがおすすめです。キミノスクールは基本週5日間授業があります。不登校のお子さんにはハードルが高いかもしれませんが、毎日学習の習慣をつけることが一番成績向上に効果があります。オンライン上で1対1での指導を受けたり、オンライン自習室なども完備しているので、わからないところは質問できるようになっています。オンラインでの探求グループワークなども希望者に行っているため、お子さんの社会性を上げることに効果的です。

4-11. オンライン専門学習塾 ミライ塾

【オンライン専門学習塾 ミライ塾がおすすめの人】

  • 学年をまたいだ学習をしたい
  • ICT教材に対応している学習をしたい

ICTを利用した学習で出席を増やしたいお子さんにおすすめのサービスです。

4-11-1. オンライン専門学習塾 ミライ塾の基本情報

対象年齢

小学生

中学生

高校生

授業料

入学金:22,000円

授業料:

小学生:10,450円~/月

中学生:11,440円~/月

高校生:12,540円~/月

通学かオンラインか

オンライン

公式HP

https://kurumirai.jp/

4-11-2. オンライン専門学習塾 ミライ塾の特徴

ミライ塾はオンライン教材・ICT教材を利用したオンライン塾です。不登校のお子さんを対象としているため、親御さんへのサポートも充実しています。個人面談や復学・進学サポートも対応しており、全国どこからでも利用できるのが大きなポイントです。

学年をまたいだ学習もできるので、どこで躓いたかわからないというお子さんの理解度に合わせて学習を進めてくれます。

4-12. 家庭教師のあすなろ

【家庭教師のあすなろがおすすめの人】

  • 勉強に苦手意識のある子ども
  • メンタルサポートも充実している

あまり勉強が得意ではない子でも、丁寧に対応してくれるサービスを展開しています。

4-12-1. 家庭教師のあすなろの基本情報

対象年齢

小学生

中学生

高校生

授業料

入学金:22,000円

授業料:小中 1,000円~/30分

    高校 1,125円~/30分

通学かオンラインか

オンライン

公式HP

https://www.seisekiup.net/

 

4-12-2. 家庭教師のあすなろの特徴

家庭教師のあすなろは、不登校や発達障害を持つ生徒へのサポートも充実しています。ひとりひとりの理解度に合わせて授業をしてくれるので、初歩的な質問にも答えてくれます。また、授業日以外でもLINEでいつでも相談できるシステムがあり、質問やメンタル面での相談にも乗ってくれます。

授業料が比較的安く、120分の無料体験授業を受けることができます。

4-13. てすラボ24時間学習塾

【てすラボ24がおすすめの人】

  • 映像授業と個別指導を併用したい方
  • お子さんのペースで勉強したいという方

映像と個別の組み合わせで好きな勉強スタイルで学習したいお子さんにおすすめのサービスです。

4-13-1. てすラボ24時間学習塾の基本情報

対象年齢

小学生

中学生

高校生

授業料

月額3,300円~12,100円

通学かオンラインか

オンライン

公式HP

https://test-labo.jp/

4-13-2. てすラボ24時間学習塾の特徴

てすラボ24時間学習塾は、学校の教科書と映像授業で知識をつけ、オンライン個別指導で実践力を身に着けることを目的としています。24時間映像授業を見ることができますし、LINEやメールで質問できるチューターサポートにも対応しています。不登校のお子さんや親御さんに向けた面談も実施しているため、幅広いサポートを期待できます。

学力診断テストを定期的に受けられるので学校の定期テストが受けられなくてもお子さんの理解度チェックなどがしやすいのがポイントです。

4-14. スタディサプリ小学講座・中学講座

【スタディサプリがおすすめの人】

  • できるだけ安価で授業を受けたい方
  • 様々な授業を見て幅広く学習したい方

自分のペースで自分に合った学習をしたいお子さんにおすすめのサービスです。

4-14-1. スタディサプリ小学講座・中学講座・高校講座の基本情報

対象年齢

小学生

中学生

高校生

授業料

月額2,178円

通学かオンラインか

オンライン

公式HP

https://brand.studysapuri.jp/method/btoc/

4-14-2. スタディサプリ小学講座・中学講座の特徴

リクルートが手掛ける映像学習を好きなだけ利用できるサービスです。一度契約すると小学生・中学生・高校生の内容が全て見放題となっているため、自分のペースで学習することに向いています。先に進める人はどんどん進めますし、わからなければ何度も見直すことで理解が深まります。

専用のテキストを購入することで演習もたくさんできるので、お子さんのとって大きなメリットになるでしょう。また、利用料金が最安値なのであまり余裕がないというご家庭でも導入しやすいです。

4-15. 学遊のオンライン学習支援

【学友のオンライン学習支援がおすすめの人】

  • 少人数での個別指導を求めている方
  • フリースクールへの通学をサポートしてほしい方

NPO法人学遊が提供する学習支援を受けたいお子さんにおすすめのサービスです。

4-15-1. 学遊のオンライン学習支援の基本情報

対象年齢

小学生
中学生
高校生

授業料

HPから問い合わせ

通学かオンラインか

オンライン

公式HP

https://www.npogakuyu.com/blank-9

4-15-2. 学遊のオンライン学習支援の特徴 

NPO法人学友が行っている学習支援サービスです。NPO法人が行っているため比較的安価で利用することができます。基本的にはオンライン上で電子黒板を使った授業を聞きます。リアルタイムなのでわかりやすい授業を行ってくれます。

不登校生徒が将来的にフリースクールへ通学できるような支援を行っているため、現在通っている学校への復学を目指している人には向いていません。少しでも社会に出て欲しいとフリースクール検討している人は一度問い合わせをしてみてください。

5. 不登校対応の学習支援サービスのメリット|おすすめの理由

学習支援サービスにはたくさんのメリットがあります。

不登校のお子さんに少しでも前に進んで欲しいと思う方はぜひ目を通してみてください。

5-1. 不登校でも自宅で勉強ができる

学習支援サービスのほとんどはオンラインで完結します。

不登校のお子さんでも自宅でリラックスした状態で学習を進めることができることは大きなメリットです。

5-2. 復学のサポートやメンタルケアなどの実績がある塾もある

不登校対応の学習支援サービスの場合、勉強を教えるだけでなく復学のためのサポートを行ってくれたり、メンタルケアを目的とした専門家との面談を用意していたり、お子さんが前に進むための手助けをしてくれるところもあります。

不登校解決には学力以外の問題解決も必須になりますが、そのサポートをしてくれる学習支援サービスもありますので、参考にしてみてください。

5-3. 受験や進学のための学力が得られ、自信がつく

「勉強したい!」と自分から言えるお子さんは、どうしてもいきたい高校や大学があることが多いです。

不登校だから行けない、不登校だから無理なのではと思ってしまうのが普通です。しかし、諦めなくても大丈夫です。学習支援サービスでは、受験対策・学力定着・成績アップに関するプロが対応してくれます。

学習支援サービスを受けることで学力がつき、進学や受験を諦めず目指すことが可能です。また、成績が上がることで自分に自信がついて、さらに頑張ろうと思えるポジティブなサイクルが生まれることもあります。

5-4. 社会や人と関わることで成長や変化に期待できる

子どもにとって、社会=学校という考えになりがちです。

1日のほとんどを学校で過ごしているため、学校で嫌なことがあったり、学校を居心地が悪いと感じてしまうから不登校になります。

学習支援サービスを受けて、学校以外の社会・学校以外の人と関わることで人との関わり方や付き合い方を学ぶことができます。家族以外の人と話すことで新しい価値観と触れることでお子さんの成長や変化を期待することができるでしょう。

5-5. 復学の可能性が高まる

学習支援サービスを受けることで、不登校となった原因が解消するケースがあります。

例えば、

  • 学校の授業についていけなかった
  • 勉強ができないことで自信を失っていた
  • 学校で自分の居場所を見つけられなかった

このようなお子さんは、学習支援サービスを受けることで学力がつき、成績が向上することでもう一度学校に行ってみようと思えるようになることもあります。

また、学校外の学習支援サービスという新しいコミュニティに自分の居場所を見出したことで自信につながり、復学を目指そうと考えられるお子さんもいます。

学習支援サービスを受けることが、復学のきっかけになることもあります。

6. 不登校の学習支援サービスを利用するデメリット

「学習支援サービスを受けてみたいけど、続くかわからない」

という不安を抱えている方もいるでしょう。

学習支援サービスを利用するデメリットもありますので、利用する前に確認してみてください。

6-1. モチベーションを維持できない可能性がある

オンライン上で解決する学習支援サービスの多くは、お子さんのモチベーション維持が非常に大切です。どうしても自宅で受ける都合上、リラックスしすぎたり怠けてしまったり、授業中にゲームをしてしまうという本末転倒なことが起きることもあります。

自宅学習のモチベーションを維持できずに途中でやめてしまうお子さんも少なくありません。

6-2. オンライン環境を準備する必要がある

学習支援サービスを利用する前に、学習できる環境を整えなければいけません。パソコンやダブレットなどを用意しなければいけない、プリンターなどが必要なこともあるので、コストがかかってしまうことはデメリットのひとつでしょう。

また、ストレスなく授業を受けられるようにWiFi環境を整える必要もあります。

オンライン環境を整える為にかかる費用を簡単にまとめました。

パソコン

100,000円前後

タブレット

3~50,000円

インターネット環境(有線がおすすめ)

月5,000円

プリンター

1~20,000円

Webカメラ

10,000円前後

また、私がスダチさんの支援を受けたときには、依存症につながるデジタル機器の使用は制限した方がいいと助言をいただきました。

タブレットなどデジタル機器を使用した学習支援を受けるときには、そのままお子さんがデジタル機器への依存につながらないよう注意は必要です。

6-3. 不登校が改善されるとは限らない

不登校向けの学習支援サービスは、学力の向上・学習習慣の定着などを目的としており、その延長で不登校が解決することもあります。

しかし、実際に学習支援サービスを受けたからと言って必ず不登校が改善されるとは限りません。学習の再開と不登校改善は結びつかないのです。

勉強をしておくことでお子さんの将来の選択肢が広がりますが、そのまま復学できずにひきこもりになってしまう可能性もあることを知っておきましょう。

私の息子も学習支援サービスを受けていましたが、それと並行して「不登校改善」を目的としたスダチを利用していました。

7. 不登校のお子さんが学習したいときに保護者ができる支援とは

不登校のお子さんに対して、私たち保護者ができる対応をまとめました。

早く不登校を解決して学校に行って欲しい、というのが本音ではありますが、子どもを追い詰めてもいいことはありません。私たち親ができる対応をぜひ実践してみてください。

7-1. お子さん本人を否定せず、安心できる環境を作る

不登校のお子さんは自分に自信がなくなっている状態です。不登校であることを恥ずかしい、見られたくない、と思う子どももいるくらい、苦しんでいます。

だから、「どうして学校に行かないんだ!」「なんで学校に行きたくないの?理由を教えて?」というように、お子さんを責めたり、原因を追究するのはやめましょう。

私たち親が最初にすることは、不登校の子どもたちが安心できる環境を作ることです。お子さんのありのままの状態を受け入れて、それでもいいんだと安心させてあげましょう。

7-2. 学校と密に連絡を取る

不登校でも進学をしたいと考えているお子さんは、学校と密に連絡を取りましょう。ICTを使った学習が出席扱いになることがありますので、利用しようと考えている学習支援サービスが出席扱いになるのか、どういう条件を満たす必要があるのかなどは、必ず学校に問い合わせてください。

また、お子さんが学校に戻りたいと思った時に対応してもらえるように、学校に逐一連絡を入れ、冷静な気持ちで連絡を取ってみてください。

学校によってはスクールカウンセラーを提案してくれることがあります。もちろんお子さんのことを考えてですが、学校側としてはお子さんが現状どういった状態なのかを知りたいと思っているので、提案された場合は利用しましょう。

7-3. 学校以外の居場所を作ってあげる

お子さんにとって社会=学校となっているため、学校がうまくいかないことで不登校になってしまっています。学校以外に居場所を作ってあげることでお子さんのコミュニティが広がり、自信がついたり、悩みが解決したりします。

お子さんが居場所を作るのは、不登校支援だけではありません。他の習い事、アルバイト、ボランティア、学習支援サービスなどたくさんのコミュニティがありますので、居場所を作ってあげられるようにしましょう。

ただし、すべてお子さんがやりたいと言ったら実践してください。

無理に勧めると逆効果ですし、なによりもお子さんの気持ちを大切にしてあげましょう。

7-4. お子さんに学びたい意欲があるなら学習支援サービスを積極的に利用する

「学校に行けなくても勉強をしたい」という意欲やモチベーションがあるお子さんは、学習支援サービスを受けさせてあげましょう。

めぼしい学習支援サービスを探して、お子さんと一緒に決めてください。

ポイントは、必ず体験授業を受けることです。実際に受けてみると想像と違ったということは良くも悪くも起こりえます。お子さんが一番いいと思ったところの方が続けられるので、お子さんの意見を尊重しながら決めるようにしましょう。

7-5. 家庭内で学習に集中できる環境を作る

学習支援サービスを受ける場合、勉強専用の部屋を作ってあげることが大切です。自室だとどうしても漫画・ゲーム・スマホなど気が散るものがあるので、そういった物がなく集中できる環境を作ってあげましょう。

  • お子さんが一人で学習を受けられるスペース
  • 机と椅子、ノート類以外は置かない
  • PCやタブレットなど必要なものが置いてある

どんな勉強をしているか見たいと思って、リビングで受講させる親もいるようですが、お子さんは見られたくないと思っていますので一人で受けられる環境を作ってあげてください。

7-6. 学習の継続が難しそうな場合は中断させる

学習の継続が厳しい場合は中断しましょう。

「せっかくお金を払っているのに」という気持ちになるのは分かりますが、不登校のお子さんはたくさんの不安を抱えている状態です。勉強をしたいと言ったのも、焦りからかもしれません。

勉強に意欲的になれない、勉強をあまりしたいと思えないという状態であれば、一度中断も検討しましょう。無理をさせてしまうと親子の信頼関係に亀裂が入り結果的に悪い方向に進んでしまうこともあります。

不登校の根本解決に向けたアプローチも実施していけば、お子さんの自己肯定感が育っていくものです。自己肯定感が育ったお子さんは前向きになり「もう一度勉強したい」という意欲が芽生えていきます。

学習支援だけでなく、不登校の根本解決に向けた支援も実施しながら、お子さんの様子に合わせて継続と中断の判断をしてみてください。

8. 不登校対応の学習支援サービスについてよくある質問

ここでは、不登校対応の学習支援サービスについてよくある質問について回答します。

不登校支援で何ができますか?

不登校支援とは、不登校になってしまった子どもに対する支援のことで

  • 学校に再び登校する
  • 生徒自ら進路を主体的に考える
  • 社会的な自立
  • 学習支援サービス

などがあります。

文部科学省では、不登校の生徒への支援は「学校に再び登校する」という結果だけを求める支援ではなく、生徒が自ら進路を主体的に捉え、社会的な自立を目指すことを基本的な考えとしています。 

そのため、学校は基本的に復学を目的としたサポートはしてくれません。

実際に私の息子の担任の先生も日々息子の状況を伺ってくれましたが、息子に対して登校を促すようなことは積極的にしていませんでした。

今通っている学校へ再登校を目指すのならば、スダチなどの不登校解決サービスを利用するのが一番です。

学習支援とは何ですか?

学習支援とは、障害のあるなしに関わらず様々な方法で学べる環境を作る社会的支援のことを指します。

  • 通信教育を受ける
  • 実習
  • 演習
  • 講義
  • 実験

上記のようなものを学習支援と読んでいます。

不登校の学習支援サービスは、主にオンライン上で勉強を教えてくれるサービスとなっています。

 

小学生におすすめの通信教育サービスは以下の記事にて紹介しています。

小学生向けの不登校対応通信教育おすすめ5選!不登校の子どもが勉強しない原因と勉強方法比較

 

不登校の子供のために親ができることは?

不登校の子どもの多くは「学校に早く戻らないと」と焦りと不安を感じています。まずはお子さんに休んでもいいということを伝え、家を安心できる場所にしましょう。

そのうえで、以下のようなことをしてあげましょう

  • 自宅を安心できる場所にする
  • 頑張りを認める言葉を子どもに伝える .
  • 子どもの話に耳を傾け、話をしっかり聞く
  • スダチなどの不登校支援をしている専門団体に相談する
  • 担任の先生やスクールカウンセラーと連絡を取り合う
  • 学校以外の学習支援サービスなどを検討する

不登校の子を助ける仕事は何ですか?

不登校の子を助ける仕事は「児童福祉」です。

児童福祉は子どもの安全を守るためにサポートする仕事で、お子さんとの対話以外にも親御さんへのアプローチもしています。子どもにどのような援助が必要であるかを調べて、対策することも児童福祉司の仕事です。

不登校の学習支援はボランティアですか?

ボランティアでやっているところもありますが、お金を払って学習支援を受けるところがあります。今回紹介した学習支援サービスのほとんどは金銭が発生します。

ボランティアの学習支援はお金がかかりませんがその分質が良くないので、お子さんの将来を考えるなら有料のものを使ったほうが良いでしょう。

不登校の学習支援にバイトはいますか?

バイトが対応している場所もあります。特にボランティアやフリースクールなどに多いです。

まとめ

不登校のお子さんが学習できる環境を提供してくれる学習支援サービス。特にICTを利用すれば出席扱いとなるケースもあり、進学につなげることも可能です。お子さんの将来を考えると、利用しておきたいサービスですね。

しかし、学習支援サービスはお子さんの学力向上が目的であるため、不登校の根本解決は目指せません。

「今の学校への再登校を目指したい」と考えている場合、不登校の問題に特化した支援先の利用もおすすめです。

実際に私もスダチさんのサービスを利用して、子どもの不登校を解決し、再登校することができました。今では、自ら楽しんで学校へ通い、自分で目標を立てて日々勉強を頑張っています。

この実体験があるからこそ、昔の私のように子どもの不登校に悩み苦しんでいる親御さんへスダチさんをおすすめできたらと思っています。

初回の無料相談では、子どもの状況を詳細に聞いてもらい、再登校に向けた具体的な計画を立てることができました。

「この先どうすればいいのか」「本当に再登校できるのか?」といった不安を抱えている親御さんは、スダチをはじめとする不登校を根本解決する支援先への相談も検討してみてください。

私の経験が、同じように悩む親御さんたちにとって、前に進むための一助となれば幸いです。

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